【老後】介護費用と医療費自己負担分はいくら?健康リスクに備える場合の老後資金

老後の生活費って、なんとなく不安だけど実際はいくら必要なの??

 

世帯主65歳、配偶者60歳としたとき、その後夫婦二人で健康的に生活をしていくために必要な金額を月に25万円とすると、平均寿命(男性81歳、女性87歳)まで 約7000万円 となります。

 

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老後の生活費はどれくらい必要?健康的な生活を送るために最低限必要な金額は約25万円☆

 

ただしそれは病気や介護など何もなければのお話です。

 

生きている間に必要な介護費用は1人あたり 546.1万円

要支援・要介護状態の認定を受けている人は65歳以上では5.6人に1人、75歳を過ぎると3人に1人の割合と言われています。

また、平均介護期間は4年11カ月、一時的費用の合計は平均で80万円、かかった介護費用の月額は平均で7.9万円です。

 

つまり、生きている間に必要な介護費用は平均総額で1人あたり546.1万円となり、夫婦2人分となると約1,100万円になります。

 

■年代別人口に占める要支援・要介護認定者の割合
年代別人口に対して要支援・要介護者の発生率は、40~64歳では0.4%、65~69歳では3.0%ですが、加齢とともに急速に高まり、80~84歳では28.0%、85歳以上では60.1%となっています。

「生命保険文化センター」

 

60歳以降の自己負担分医療費は一般・低所得者割合で 約256万円

厚生労働省が公表しているデータによると一生涯にかかる医療費は男女計で2,400万円です。

下表から、60歳以降にかかる医療費は1,558万円となり、一般・低所得者割合による自己負担金額は256.1万円です。

すると60歳以降負担する医療費は夫婦ふたりで約500万円ということが言えそうです。

■ 生涯医療費(男女計) 2010年度推計

「厚生労働省」

「厚生労働省」

 

 

夫65歳、妻60歳の夫婦に必要な老後資金は 8,600万円

 

平均寿命を男性81歳、女性87歳として、世帯主65歳、配偶者60歳の夫婦がその後必要な資金をまとめると

生活資金 約7,000万円
介護資金 約1,100万円
医療資金 約500万円

となり、

世帯主退職後の生活で健康リスクの備えも準備することを考えると必要な資金は8,600万円となります。

ただし、これから準備しなければいけない金額はここから公的年金や個人の貯蓄などを差し引いた分です。

次回は世帯主が22歳から65歳で退職するまで厚生年金をかけ、配偶者はパート勤務という設定で、準備しておきたい老後資金のおおよそを試算します。

 

 

 

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名前:佐藤博美。ファイナンシャルプランナー(AFP)。国内生保に1年と外資系生保に6年勤務。その経験を活かしてムリなくムダなくお金を増やしていくための積立や資産運用、安くてもちゃんと使える保険商品をご案内。お金に困ることのない穏やかな人生を送るための有益な情報を配信中!