【外貨建(学資)】ジブラルタ生命「ドリームゲート」5つの特徴と注意点

ジブラルタ生命の「ドリームゲート」は外貨建でゆいいつの学資保険です!0~10歳までのお子さんに大学資金を備えることができますよ。受取時期の為替リスクが不安という方でも、子どもが30歳になるまで生存給付金をすえ置くことができ、受取時期を変更することができます。

ジブラルタ生命公式HP 外貨建保険商品

1.「ドリームゲート」のしくみ

<ドリームゲート イメージ例>

・新契約時の取り扱い

正式名称:生存給付金特則付米国ドル建終身保険
契約年齢(被保険者):0~10歳
保険期間:終身
契約通貨:米ドル
保険料払込方法:月払・半年払・年払
受取り方法
・ボーナス:一時金
・解約返戻金・死亡保険金:一時金、年金

・主契約と特約

主契約
死亡保険金・高度障害保険金

付加できる特則・特約
①生存給付金特則
大学学費に合わせて計4回ボーナスがもらえます。
17歳:15%×死亡保険金額
18・19・20歳:5%×死亡保険金額

その他特約
・円換算払込特約(円⇒米ドル)
・円換算支払特約(米ドル⇒円)
・円換算貸付特約(円⇔米ドル)

2.外貨建保険のメリットとデメリット

外貨建ての保険には共通してつぎのようなメリットとデメリットがあります。

メリット
円建ての死亡保険より超割安
国内よりも高い金利で積立て
保障を得ながらムダなく資産形成
3大疾病で保険料払込免除される(商品による)・・・ジブラルタ生命「どるフィン」にはありません。

デメリット
払込んだ金額よりも受け取れる金額が減ってしまう可能性がある
為替リスクがある
両替時に手数料がかかる
10年以内に解約するとペナルティ

詳しくはこちら↓
【外貨建】外貨建て保険のメリットとデメリット 契約するときの5つの注意点もご紹介

3.「どるフィン」 の特徴と注意点

特 徴
積立利率が固定
大学学資にドリームボーナス
高額割引制度がある
希望の通貨で受取れる
ボーナス “すえ置” OK!

【特徴①】積立利率が固定

この保険の予定利率は契約期間中固定されています。

つまり市場の影響で利率が上がったり下がったりすることがないんですよ。「予定より減っちゃった・・・↓↓」なんていう心配がないので安心ですね。しかも定期払なので為替リスクも軽減しながら積立することができます。前もって解約返戻金額やボーナスの金額もわかるのでお金の計画も立てやすいのもポイントです♪

【注意点】
利率固定型の場合は解約返戻率を比べて商品を判断します。
全額積立てられるわけではありません。積立金額は保障や手数料にあてられている保険料を差引いた金額です。

【特徴②】大学学資にドリームボーナス

ドリームボーナスとして17・18・19・20歳の計4回、生存給付金がもらえます♪

「大学生がいる家庭は大変」なんていうことをよく聞きますね。大学の学費は最も高く、国立でも平均250万円、私立では平均550万円ほどかかるようです。そのほかにもひとり暮らし用のアパート代や生活費・・・。そんなお金のかかる時期に備えることができます。

出典 文部科学省「教育費について」2018

ボーナス金額は、死亡保険金に対して17歳のときは15%、18・19・20歳のときはそのつど5%です。

たとえば死亡保険金10万米ドルとして、1$=100円とすると1000万円です。すると17歳のとき150万円と、50万円×3回で合計300万円の受取が可能です。

【注意点】
生存給付金が “ある” 保険の場合、”ない” 商品と比べて解約返戻率が低くなります。

【特徴③】高額割引制度がある

死亡保険金額が5万米ドル以上になると高額割引が適応されます。

【注意点】
高額割引制度を意識しすぎてムリな保険料負担になると継続できずに損をしてしまうことに。継続できることが重要です。

【特徴④】希望の通貨で受取れる

損せずに受取るポイント(その1)
解約返戻金や死亡保険金だけでなくボーナスも、円またはドルで受取ることができます。

円高のときはまず外貨で受取って、円安になったら円に交換すると資産を減らさずにすみます。

【注意点】
外貨で受取るときはドルの専用口座が必要になります。
外貨が口座に送金される場合、金融機関によって手数料(リフティングチャージ)が発生することがあります。

【特徴⑤】ボーナス “すえ置” OK!

損せずに受取るポイント(その2)
子どもが30歳になるまで円またはドルですえ置くことができ、専用口座の開設も必要ありません。しかもすえ置き期間中も運用され、円は利率0.01%、ドルは利率0.05%です。

生存給付金をすぐに必要としないときも、受けとらずにすえ置きできますね。

【注意点】
すえ置できるとは言ってもそのときにないと困る学費なので、やむをえず「円高時期の受取り」になる可能性も。

4.解約返戻率シュミレーション

解約返戻金の例を見てみると・・・

ドリームボーナスと解約返戻金を合算した28歳のときの返戻率は払込保険料に対して104.4%です。保険料を払込み終えた8年後の返戻率としては正直低い印象・・・。

ちなみに、ボーナスや祝金のある外貨建保険は17歳から受取れる「ドリームゲート」と3年目から3年ごとに受取れる同社の「どるフィン」2つのみです。

もしボーナスを受取るまで10年以上の時間があるのなら、”生存給付金のない” 定期払の外貨建て終身をおすすめします。払込期間はできるだけ短く設定すると早く返戻率が100%を超えますよ。

5.各種手数料

保険関係費
払い込んだ保険料のうち、保険契約の締結・維持、死亡保障などにあてられる費用です。

解約控除
保険を解約・減額した場合、契約日から10年間は手数料が発生します。

為替手数料
外貨と円を交換するときにかかる手数料です。

「①円を外貨にするとき」・・・保険料を入金するとき。
「②外貨を円にするとき」・・・保険金・年金・解約返戻金を受取るとき。
「TTM」 ・・・各保険会社が指定する金融機関が外国為替取引をするときの基準レートのこと。

米ドルを例に為替手数料を計算してみますね。

「①円を外貨にするとき」は1$あたり0.5円の手数料です。1$=100円、月払保険料を100米ドルとすると手数料は月50円、年間600円となります。
「②外貨を円にするとき」は1$あたり0.01円の手数料です。1$=100円、解約返戻金を一時金で10万米ドル受取ったとすると手数料は1,000円です。

為替手数料は保険期間を通して計算してもそれほど大きな金額ではありません。クレジット払いをすることで為替手数料をおさえることもできます。

年金管理費
年金支払期間中、年金支払い日に毎年かかる手数料です。「米ドル建終身保険」の年金管理費は年金額に対して1.0%です。

たとえば年金年額が100万円、年金受取期間が5年間とすると年金管理費は1年間で1万円、総額は5万円となります。

~マメ知識~
「年金管理費を支払わなくて良い方法」
一時金で解約返戻金を受取ると年金管理費はかかりません。当然といえば当然。ですが、その方が所得税も安くおさえることができます。

どうしても年金でという方は、ご自身のタイミングで一部解約しながら一時金として受け取ると年金管理費を支払わなくても良くなりますよ。

「年金受取」にしてしまうと年金支払開始後から円高・円安に関係なく毎年年金を受取らなければいけませんが、円安のタイミングを選んで一部解約することで資産を減らさずに受け取ることができます。

6.まとめ

生存給付金の受取り時期に通貨を選べたり、”すえ置” ができるので為替リスクを避けることができそうですね。ただ、大学生活に合わせてタイミングよく資金を受け取りたいはず。学資保険としての働きがどこまであるのかは少し疑問です。運用期間が10年以上あるのなら、払込満了後に好きなタイミングで減額・解約できる外貨建終身の短期払も検討してみると良いと思いますよ。

 

 

 

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名前:佐藤博美。ファイナンシャルプランナー(AFP)。国内生保に1年と外資系生保に6年勤務。その経験を活かしてムリなくムダなくお金を増やしていくための積立や資産運用、安くてもちゃんと使える保険商品をご案内。お金に困ることのない穏やかな人生を送るための有益な情報を配信中!