【外貨建年金(一時払)】マニュライフ生命「パワーカレンシー」6つの特徴と注意点

マニュライフ生命「パワーカレンシー」はプランによって据置期間がないので運用しながらすぐに年金を受取ることができます!

ただし致命的に気になる点もあるので良く検討してみてくださいね。

 

外貨建年金(一時払)はこんな方にオススメ!
保障はいらない
国内金利では将来が不安
なるべく短期間で
お金を増やしたい

マニュライフ生命公式HP「パワーカレンシー」

 

1.「パワーカレンシー」のしくみ

「パワーカレンシー」には2つのプランがあります。

目標設定プラン:円建ての目標額に到達したら自動的に資産を確保し、円建ての確定年金に移行。
終身年金プラン:契約日の2ヶ月後から一生涯年金を受取ることができる。

<「パワーカレンシー」 目標設定プラン イメージ例>

正式名称:外貨建定額個人年金保険
契約年齢:目標設定プラン 0~80歳、終身年金プラン 55~85歳
支払通貨:円・米ドル・豪ドル・ユーロ・ニュージーランドドル
契約通貨:米ドル・豪ドル
保険料払込方法:一時払
据置期間:目標設定プラン 10年、終身年金プラン 0年
解約返戻金の受取り方法:年金・一括払
最低保険金額:払込通貨による

特 約
・円支払特約A型

2.各種手数料

保険関係費
保険の締結や維持、保障に支払う費用。

為替手数料
円を外貨にするとき1$あたり0.5円
「一時払保険料10万ドル」とすると手数料は5万円となります。

米ドルを円にするとき1$あたり0.01円
豪ドルを円にするとき1$あたり0.03円
「一括受取金額10万ドル※」とすると米ドルの手数料は1,000円、豪ドルの手数料は3,000円となります。
※1$=100円とすると、10万$=1,000万円

為替手数料は保険期間を通して計算してもそれほど大きな金額ではありません。クレジット払いをすることで為替手数料をおさえることもできます。

年金管理費
年金受取期間中に責任準備金額に対して0.4%

解約控除
10年以内に解約・減額すると年数に応じて発生する手数料。

その他
市場価格調整あり

3.外貨建保険のメリットとデメリット

外貨建ての保険には共通してつぎのようなメリットとデメリットがあります。

メリット
円建ての死亡保険より超割安
国内よりも高い金利で積立て
保障を得ながらムダなく資産形成
3大疾病で保険料払込免除される

デメリット
払込んだ金額よりも受け取れる金額が減ってしまう可能性がある
為替リスクがある
両替時に手数料がかかる
10年以内に解約するとペナルティ

詳しくはこちら↓
【外貨建】外貨建て保険のメリットとデメリット 契約するときの5つの注意点もご紹介

4.「パワーカレンシー」の特徴

特 徴
告知不要
積立利率が一定
払込通貨が5種類
保障に支払う保険料が小さい
据置期間は
10年・0年
目標額に達したら円で確保

【特徴①】告知不要

告知や医師の診査がないので楽チンです♪ 健康面に不安を感じている方でも入れます。

【特徴②】利率が一定

契約時の利率が保険期間を通じて一定です。

【特徴③】払込通貨が5種類

円・米ドル・豪ドル・ユーロ・ニュージーランドドル、いずれかの通貨で払込むことができ、その後は米ドルまたは豪ドルで運用されます。

運用通貨に対してレートの高い通貨で払込むことでよりリターンを期待することができます。

【特徴④】保障に支払う保険料が小さい

一般の保険とは違って、年金保険は払込んだ保険料で保障を買うしくみではないので、そのぶんしっかり運用することができ、保険料も割安です!

【特徴⑤】据置期間は10年・0年

2つのプランの年金を受取るまでの運用期間はそれぞれ違います。

目標設定プラン:10年
終身年金プラン:2ヶ月後

10年間まとまった金額を複利で運用したほうが短期間で増えますが、高齢の方には受取りと運用を同時にできる終身年金プランも人気です。

【特徴➅】目標額に達したら円で確保

「解約返戻金額」の目標を120%~150%で設定することができ、目標額に達したら国内金利の確定年金保険に自動的に移行されます。

これはタイミングを逃すことなく増えた資産を確保することができる安心機能です。

5.「パワーカレンシー」の注意点

注意点
契約のタイミング
受取りのタイミング
年金で受取ると手数料が発生
一括受取ができない

【注意点①】契約のタイミング

一時払の外貨建保険では契約はできるだけ「払込通貨」の価値が高いときにしましょう。

たとえば円で払込む場合、1米ドル=110円よりも100円のとき、

たとえば豪ドルで払込む場合、1米ドル=90豪ドルよりも80豪ドルのとき、です。

【注意点②】受取のタイミング

契約をするときにはタイミングを選びやすいのですが、年金を受けとるときは円安などに関係なく毎年受取らなければいけません。

じつは「為替リスク」だけでなく「市場価格調整」もあり、資産を減らす可能性があるんです。

受取年数が長いほど “良いとき” と “悪いとき” の差は平均化されるとはいえ、年金受取でいちばん気になる点です。

【注意点③】年金で受取ると手数料が発生

「積立金」や「死亡保険金」を年金で受取るときには手数料がかかり、この保険では「責任準備金額に対して0.4%」となっています。

たとえば責任準備金額が500万円、5年間の確定年金だとすると手数料は総額6万円です。

「責任準備金額」は「解約返戻金額」とおおよそ同じです。

【注意点④】一括受取ができない

「積立金」や「死亡保険金」を年金として受取るだけでなく、一括で受取ることができる年金保険が多いのですが、この保険はできません。

年金受取をすると手数料が発生したり、為替リスクを避けることができなかったり、さらには死亡保険金として税金を軽くすることができなかったりと不便です。

それらを解消できるのが一括受取なのですが・・・、、残念です。

6.こんな方に向いています!

 

この保険は、正直おすすめできません。一括で受けとることを選択できないというのはツライですね。

利率が一定なので解約返戻率が高ければ少し考える余地はあるかもしれませんが、、

気になる方はぜひ複数の商品と「解約返戻率」をしっかり比べてみてくださいね。

保険ショップでは専門FPによる運用のアドバイスなども聞くことができますから相談してみると良いと思います。

最近ではこちらから連絡しない限りしつこく電話がかかってくることはなくなってきていますが、さらに相性の良いFPと出会うには、「○○について詳しい人」などご自身の要望を伝えると効果がありましたよ。

 

 

 

 

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名前:佐藤博美。ファイナンシャルプランナー(AFP)。国内生保に1年と外資系生保に6年勤務。その経験を活かしてムリなくムダなくお金を増やしていくための積立や資産運用、安くてもちゃんと使える保険商品をご案内。お金に困ることのない穏やかな人生を送るための有益な情報を配信中!