【変額保険(有期型)】あんしん生命 「マーケットリンク」のメリット・デメリットをご紹介!運用実績も注目!

2017年8月2日に発売されたのが東京海上日動あんしん生命の変額保険 “マーケットリンク” です。今までの生命保険は解約返戻金が確定されている商品がほとんどでしたよね。でも近年は?長引く低金利や物価の上昇が影響してお金の価値が不安定。そんな時代でも豊かな老後に向けてしっかり資産形成をしていける商品ということで開発されたのがこのマーケットリンクです。

変額保険(有期型)はこんな方にオススメ!
運用がしたい
運用リスクがあることを理解している
年齢や社会環境に合わせて資産構成割合を自由に変えたい
運用期間が10年以上ある

 

あんしん生命公式HP あんしんセエメエの部屋

特別勘定レポート

1.しくみと特徴

契約年齢:0~65歳
保険期間:15年以上かつ満了時年齢80歳以下
保険料払込み期間:全期払
受取り方法:一時金または年金(年金支払特約)
基本保険金額:200万円~7憶円(10万単位)
最低保険料:5,000円

東京海上日動あんしん生命 公式HPより

マーケットリンクは運用実績によって死亡給付金や解約返戻金、満期受取金が増えたり減ったりする変額保険です。

たとえば死亡保障を1000万円に設定した場合、その設定金額が最低保証になるので、運用実績が悪くても亡くなった場合には最低1000万円は給付されます。運用が好調であれば設定金額より多く給付されます。

解約返戻金や満期保険金には最低保証はありません。運用実績がそのまま反映するので払込んだ保険料より減ったり増えたりします。

有期型の変額保険は終身型と比べて保険期間が短く設定されています。積立にあてられる金額も多いので解約返戻金や満期保険金の受取金額もより期待できますよ。

・8種類の特別勘定

マーケットリンク(有期型)の特別勘定は8種類あり、自由に組合わせることができます。他社と比べて信託報酬(運用手数料)は高くもなく安くもなく、ちょうど中間といったところです。

・バランス40型 0.2538%
・バランス60型 0.2538%
国内株式型 0.3240%
外国株式型 0.2160%
外国債券型 0.1944%
新興国株式型 0.5940%
海外REIT型 0.4320%
マネー型 金利情勢・投資対象によって変動

この特別勘定のなかで注目なのが海外REIT型のファンドです。投資対象が海外の不動産というファンドですね。アクサ生命のユニットリンクや、ソニー生命のバリアブルライフにはありません。
”メリットを解説” の章で詳しくご案内しています。

そして、はじめての運用で難しく感じるのが特別勘定の組合せですが・・・

あんしん生命のマーケットリンクにもありました!スタートキットのような特別勘定!上記の8つの特別勘定のうち “バランス40型” と “バランス60型” がそうです。40と60というのは株式の割合を表しています。

資産の構成割合に迷ったらとりあえずここからはじめてみるのも良いと思います。資産構成割合は後からでも変えられるので安心ですよ。

 

・特別勘定のリターンとリスクイメージ

債券を組みこんだバランス40型やバランス60型はどちらかというとローリスク・ローリターンです。株式やREITのファンドはリターンを期待できる反面、リスクも大きいですね。国内の資産より海外資産の方が為替の変動もあるのでリスクが大きくなります。

 

・満期保険金を年金で受け取ることもできる

“年金支払特約” をつけることで満期保険金を年金で受取ることができます。ただし満期保険金を受取るときには税金にも気をつけましょう。たとえば契約者と満期保険金の受取人が同じ場合では、払込んだ保険料よりも満期保険金が減ってしまったときには年金受取でも良いんですが、利益があるときには一時金で受取った方が税金を軽減できますよ。

・終身保険に変更することができる

変額保険(有期型)の積立金または満期保険金を一時払の終身保険に変更することができます。変額保険(有期型)を下取りして新しい保険を買うイメージです。車の下取りに似ていますね。解約返戻金を一時払して終身保険を買います。そうすることで長生き人生にも安定した死亡保障を備えることができますし、遺族にとっては遺産として現金を受け取るよりも死亡保険金として受取ることで相続税の負担を軽くすることもできますよ。

2.変額保険のメリットとデメリット

変額保険のメリットとデメリット
メリット
資産の構成割合を変えることができる
保険料の払込み免除がある(商品による)

スイッチング手数料が月1回または年12回まで無料
相続対策ができる

デメリット
必要がなくても保障がつく
10年以内に解約するとペナルティ

※変額保険のメリット・デメリット詳しくはこちら

 

3.マーケットリンクのメリットとデメリット

メリット
特別勘定に海外REIT型がある
運用実績2.75%以上で受取金額がプラス

デメリット
過去の運用実績がない

・【メリット】特別勘定にREIT型がある

株式と債券は基本的に逆の値動きをすると言われていますが、不動産はそのふたつとまた違った動きをします。そのためさらにリスクを平均化させる目的でREITファンドを組み入れたりします。ハイリスク・ハイリターンのファンドなので高い実績を求める方には面白いと思います。アクサ生命やソニー生命の変額保険にはないファンドです。

・【メリット】運用実績2.75%以上で受取金額プラス!

あんしん生命のマーケットリンクは2.75%以上で運用できたときに払込保険料を上回ります。これは他社よりも低いハードル設定なんですよ!そうすることで運用実績が高くなくても払い込んだ保険料より多く受け取れる可能性が高くなります!ではなぜハードルを低く設定できるのかというと各種手数料が低いからです。

・【デメリット】運用実績がない

発売されてまだ1年ちょっとですから当然ですが、過去の運用実績がありません。契約するかどうか、、過去の運用実績を参考にしたくてもできないのが残念です。マーケットリンクでは国内大手と言われる運用会社に運用を委託していますから、まずは今後に期待しましょう。

ファンド運用会社
●東京海上アセットマネジメント
●野村アセットマネジメント
●日興アセットマネジメント

4.マーケットリンク(有期型)はどのくらいお得?

変額保険は投資信託のようなものですが保障があります。実際にどのくらいの金額を保障に支払っているのか、いくら受取ることができるのかみてみましょう!

・保障に支払っている金額は?

以下の契約内容のとき、保障に支払っている金額がいくらかを独自に計算してみました。

契約年齢:30歳
保険期間・保険料払込期間:65歳満了
保険料払込方法:口座振替月払い
基本保険金額:1,000万円
月払保険料:男性 19,130円、女性 18,610円

※諸費用控除後の数値を表示しています。

上記の例では保険料に対して保障に支払っている金額の割合は…
男性 25.8%
女性 23.6%
です。

積立分の保険料
男性 14,191円
女性 14,215円
を年率2.75%で35年間複利運用すると約1,000万円になります。

また、平均年率1.7%で運用すると男女ともに800万円を超え、払い込んだ保険料よりもわずかにプラスになることがわかりました。

何が言いたいのかというと、保険料の一部が保障にあてられている分、平均年率1.7%を下回ると資産が増えないのでそれ以上の平均年率で運用する必要があるということになります。

・特別勘定の平均年率は何%?

「マーケットリンク」が発売されたのは2018年と若いので、どうしても平均年率が低くなってしまいます。

ファンド(特別勘定)設定時期は商品によって違うので一概にはいえないのですが、1年目の成績としては他社と比べて良いです。

 

2019年5月時点で平均年率1.7%を超えているのは「外国株式型」と「海外REIT型」の2つですね。

これからどうなるのか楽しみな変額保険です♪

5.まとめ

「とにかく増やしたい」ということで平均年率の高いファンドを選ぶという人もいると思いますが、リターンを期待できるファンドほどリスクも大きくなります。

一時的だとしても資産が30%減ると精神的に耐えられなくなって解約する人が半数以上という話を聞くとやっぱり慌ててしまうものなんですよね。

資産が10%減ってしまったら?20%減ってしまったら??すぐに解約するのではなく落ち着いて判断できそうですか?

自身のリスク許容度に合わせて無理のないファンド選びをしてくださいね。

自分ひとりでやるにはなかなか分からないことも多いと思います。そんなときは保険専門のFPに相談してみてください。

相性の良いFPと出会うには、「○○について詳しい人」などご自身の要望を伝えると効果がありますよ。

 

 

 

The following two tabs change content below.
original life design

original life design

名前:佐藤博美。ファイナンシャルプランナー(AFP)。国内生保に1年と外資系生保に6年勤務。その経験を活かしてムリなくムダなくお金を増やしていくための積立や資産運用、安くてもちゃんと使える保険商品をご案内。お金に困ることのない穏やかな人生を送るための有益な情報を配信中!