【変額保険(有期型)】マニュライフ生命「こだわり変額保険」のメリット・デメリットをご紹介!

マニュライフ生命「こだわり変額保険」は2019年7月1日に販売開始されました。その代わりに「未来STEP」の取扱いは停止されています。

ここでは「こだわり変額保険」についてご案内しますね。

変額保険(有期型)はこんな方にオススメ!
運用がしたい
運用リスクがあることを理解している
運用期間が10年以上ある

※変額保険は保障があるから投資信託より損?詳しくはこちら

パンフレット

運用レポート

1.しくみと特徴

「解約返戻金額」は増えたり減ったりします。

保険金額は「基本保険金額」として最低保証され、運用によって増えることがあっても減ることはありません。

目標額を設定することができ、基本保険金額に対して115~150%に達したら運用成果は確保されて自動的に円建の終身保険に移行されます。

<こだわり変額保険イメージ図>

取扱い条件
正式名称:変額保険Ⅰ型(有期型)

付加できる保障(特約)
ナシ

・7種類の特別勘定

全体的に安定運用を目指しています。

「グローバルバランス」の “50” と “75” という数字は株式の割合を表していて、他は債券で構成されています。

「世界株式アクティブⅠ型」は主に日本と新興国の株式で運用しています。

「外国株式インデックス型」は世界主要国の株式市場に連動する投資成果を目指しています。

「世界バランスⅡ型」は指数に連動する債券に投資しています。

「日本債券型」は国内の公社債に投資しています。

「米国債券型」は米国債に投資する投資信託へ投資しています。

 

リスクとリターン

株式の割合が多いファンドほどハイリスク・ハイリターンの傾向が強くなります。

2.各種手数料

保険関係費
保障や維持などにかかる費用

運用関係費(信託手数料)
年率0.25%~0.81%(ファンドによって異なる)

スイッチング手数料
1年間(1保険年度)で13回以上資産を組みかえたとき、1回につき2,500円

年金管理費
責任準備金額(おおよそ解約返戻金額と同じ額)に対して0.4%

ex:1ドル=100円とすると…
責任準備金額1,000万円のとき、年金管理費は4万円かかります。

解約控除
契約後10年間あり(解約控除率の記載ナシ。保険期間により異なる。)

3.変額保険のメリットとデメリット

メリット
資産の構成割合を変えることができる
保険料の払込み免除がある(商品による)

スイッチング手数料が月1回または年12回まで無料
相続対策ができる

デメリット
運用リスクがある
必要がなくても保障がつく

最低保険料よりも高くしなければいけない
10年以内に解約するとペナルティ

※変額保険のしくみやメリット・デメリット 詳しくはこちら

4.「こだわり変額保険」のメリット

メリット
保険料は最低5,000円から
目標額を設定できる
スイッチングは12回まで手数料無料

運用を続けたいときは一時払の変額保険へ

【メリット】保険料は最低5,000円から

最低保険料が1万円以上になるとキツイと感じることもあると思うんですが、月々5,000円と低いハードルです。

【メリット】目標額を設定できる

契約時に「ターゲット特約」を付加することで「基本保険金額」の115~150%を目標額として設定することができます。

「資産が減っちゃうかも」「どのタイミングで解約したらいいの?」そんな不安を感じている人に安心の機能なんですよ。

契約日以降10年間は「解約控除」が発生するので目標額の判定はされません。10年目以降に目標額に到達したら運用成果が確保されて「災害保障付終身保険」に移行されます。

契約が失効しているときも判定されないので保険料の支払いが滞ったりすることがないようにしてくださいね。

【メリット】スイッチングは12回まで手数料無料

投資信託とは違って変額保険でいう「スイッチング」はファンドの構成割合を変えることをいいます。

資産構成の変更を自由にできるのは変額保険の魅力ですよ。

しかも年間12回までは手数料が無料!なので気軽に変更できますね。

※スイッチング→詳しくはこちら

【メリット】運用を続けたいときは一時払の変額保険へ

保険期間が満了してもまだ運用を続けたいときには一時払の変額保険Ⅰ型に移行することでさらに5年、または10年運用することができます。

運用で「基本保険金額」よりも増えた金額は一時払の変額保険に移行させずに受取ります。

5.「こだわり変額保険」のデメリット

とくに目立った点はなく、変額保険の一般的なデメリットと同じです。

運用リスクがある
必要がなくても保障がつく

最低保険料よりも高くしなければいけない
10年以内に解約するとペナルティ

※変額保険のしくみやメリット・デメリット→ 詳しくはこちら

6.「こだわり変額保険」はどのくらいお得?

変額保険は投資信託のようなものですが保障があります。実際にどのくらいの金額を保障に支払っているのか、いくら受取ることができるのかみてみましょう!

・保障に支払っている金額は?

以下の契約内容のとき、「保障に支払っている金額」がいくらかを独自に計算してみました。

契約年齢・性別:35歳 男性
保険期間・保険料払込期間:30年
基本保険金額:360万円
月払保険料:10,000円

※諸費用を控除した後の数値を表示しています。

この契約の場合、保険料に対して保障に支払っている金額の割合は…
26.7%です。

また、平均年率 何%以上で運用で来たら払込んだ保険料よりも増えるかというと・・・
平均年率2%以上です。

これらは「契約年齢」や「契約期間」によって変わってくるので気をつけてくださいね。

・特別勘定の平均年率は何%?

「こだわり変額保険」は2019年7月1日に販売開始されたばかりの新しい変額保険です。

そのため過去の運用実績がないのですが、グローバル・バランス50と75、日本債券型の3つについては2014年9月を基準に、その他は過去のデータをもとに仮定したグラフがパンフレットに掲載されています。

<運用シュミレーション(2014年9月~2019年2月末)>

では運用実績をチェックしてみますね。

2014年9月末を100とすると2019年2月末時点では

グローバルバランス75:126
グローバルバランス75:119
日本債券型:106

といったところですね。おおよその平均年率を計算してみると・・・

グローバルバランス75:約5.3%
グローバルバランス50:約4.0%
日本債券型:約1.4%

となります。

7.ファンドの選び方

「契約者35歳男性、払込期間60歳」の契約の場合、目標額に到達するファンドを選ぶには平均年率2.0%を考慮しなければいけません。

どういうことかというと、たとえば「月々1万円で30年後までに400万円を準備したい」としますね。すると通常は平均年率3%で運用できたら達成できるのですが、手数料などによって平均年率2%の運用成果は消えてしまいます。そのため400万円を受けとれるようにするには平均年率5%以上がほしいところです。

そうなると平均年率が5.3%「グローバルバランス75」が目標額を達成できる可能性がありますね。

しかも国内外の株式割合が75%と多めですが、国内外の債券にもリスク分散されているファンドです。

8.まとめ

「とにかく増やしたい」ということで平均年率の高いファンドを選ぶという人もいると思いますが、リターンを期待できるファンドほどリスクも大きくなります。

一時的だとしても資産が30%減ると精神的に耐えられなくなって解約する人が半数以上という話を聞くとやっぱり慌ててしまうものなんですよね。

資産が10%減ってしまったら?20%減ってしまったら??すぐに解約するのではなく落ち着いて判断できそうですか?

自身のリスク許容度に合わせて無理のないファンド選びをしてくださいね。

自分ひとりでやるにはなかなか分からないことも多いと思います。そんなときは保険専門のFPに相談してみてください。

相性の良いFPと出会うには、「○○について詳しい人」などご自身の要望を伝えると効果がありますよ。

 

 

 

 

 

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名前:佐藤博美。ファイナンシャルプランナー(AFP)。国内生保に1年と外資系生保に6年勤務。その経験を活かしてムリなくムダなくお金を増やしていくための積立や資産運用、安くてもちゃんと使える保険商品をご案内。お金に困ることのない穏やかな人生を送るための有益な情報を配信中!