【おこづかい講座】「お金はタダじゃないってわかった。」おこづかいの渡し方を考えよう!

夏休みが始まったばかりの7月26日、親子で学べる「体験型マネー講座」を栃木リビングさんでさせていただきました。

今回の講座のメインはおもちゃのお金をつかって実際に駄菓子を買ってもらう「お買い物ごっこ」。

お父さん お母さんからもらう “おこづかい” を子どもたちが自分で管理しながらお買い物をしていきます。

小学生の親子を対象にした講座は私にとってもはじめてだったので本当に色んな発見がありましたよ。

お買い物ごっこで使う “こども家計簿” には子どもたちの買い方の癖や価値観、個性が本当によく表れるんです。お父さん お母さんはもちろん、私もビックリしました。

 

 

参加くださったお父さんが「親子でお金のことを話す機会はほとんどなかった」と話してましたが、ほかの親御さんも子どもたちもウンウンとうなづいていらっしゃいました。

こうゆう場ってなかなかないのかもしれませんね。

ほかの家庭と「おこづかい事情」を共有でき、「自分だけがそう思ってたわけじゃなかったんだ」ということに安心されている姿もありました。

いただいた感想を紹介しますね。

 

Oさん親子

お母さん

 

『お金のことについて親子で考える良い機会となりました。

おこづかいのあげ方をもう一度よく話し合い、お金を大切に無駄に使わないようにしていけたらと思います。

子供のほしがるものを今までは頭ごなしに「買わない」「後で」と言ってきましたが、どうしてダメなのかをきちんと説明して納得してもらえるよう話したいと思います。

楽しく講座受講できました。ありがとうございました。』

 

<息子さん(1年生)>

『おかねってタダでもらえないのと、たいせつにつかわないと、なくなっちゃって、ひつようなものがかえなくなるから、たいへんなことになるから、なるべくたいせつなようにつかう』

 

 

Gさん親子

<お父さん>

 

『小学校では日常生活の大事な部分に対して細かくふれることができないため、こどもにとって良い経験ができたんじゃないかと感じました。

ほかの家族の方の意見など悩んでいる大元の部分は一緒なんだと話を聞いて安心しました。

学んだことをとり入れてお金に対する考え方を今から改善していきたいです。』

 

<娘さん(3年生)>

『お金の大切さ、使い方などいろいろなことがわかりました。お金を大切に使います。今日のことを今後生かしたいです。ありがとうございました。』

 

今回は2組の親子がご参加くださいました。

和気あいあいとした雰囲気のなか、家庭内で気になっているお金のことも話しやすかったようです。

“おこづかい” の渡し方は家庭環境やご両親の価値観によっても各家庭ごとに違いますし、子どもの個性によって使い方も違いますから、「これが絶対正しい」という方法はないと思っています。

それでも「お金」には限りがあるということ。

だから “ほしいもの” と “必要なもの”、”買えるもの” と “買えないもの” そのつど考えて買うということ。

「大人になってもお金に困ることのないように」

心からそう思います。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました(*^-^*)

 

 

 

 

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佐藤ひろ美。ファイナンシャルプランナー(AFP)・資産形成アドバイザー。 栃木県宇都宮市を拠点に活動。生きていくうえで必要なお金と、精神的豊かさの両立を実現するライフプランをエスコート。キャッシュフローをもとにひとりひとりに合った運用対策を提案し、この先もずっと安心して暮らせるように家計を改善します。