【家計改善】障害年金でのひとり暮らしにも不安が軽くなりました

Yさま(40代女性)からいただいたのは『将来どのくらいのお金が必要なのか』についてのご相談です(*‘∀‘ *)☆

現在は独身。

この先も結婚する予定はなく、障害年金を受給しながらご両親と一緒に暮らしています。

『両親が亡くなってしまったらひとりで暮らしていかなければいけないうえに、もし100歳まで生きるとしたらいくらお金が必要なのか…』

察するに余りある不安です。

今回はメールでのご相談だったんですが、ひとり暮らしのイメージやお金の見通しが明るくなっていただけたようです。

*+:。.。(o´∀`o)。.。:+*

 

 

【Yさまからの感想】

詳しい計算方法を教えて頂きありがとうございます。
納得できました。施設に入ると余裕がなくなりますね。
なるべく施設に入居するのを遅らせるようにしないといけないです。

60歳から一人暮らしをしても余裕がないので
55歳から一人暮らしでは全然足りないということですね。

今現在親と同居中で年間50万円は貯金できているので
その分を足して考えたら少しは余裕ができるかもしれません。

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Yさまには貯金がしっかりあるのがまず素晴らしい~

(b゚v`*)NICE♪

もし早めにひとり暮らしをしたいときにも施設の入居費用をおさえればできますよ☆

たとえば55歳~70歳までの生活費が月14万円だとしたら、70歳~100歳までの施設入居費が月25万円になったとしても900万円ほどゆとりが出るんですもん。

今回のコンサルティングの内容をまとめますね。

必要な方に参考にしていただけますように・:*:・゚’☆,。・:*: 。

1.収入と支出をチェック

Yさまが60歳でひとり暮らしを始めて、70歳~100歳まで高齢者住宅で生活するときに必要な金額をチェックしてみましょー٩( ‘ω’ )و

★収入
Yさまがもらっている障害年金は月9万円、その他に貯金が7,260万円あります。

老後は『障害年金』か『老齢年金』

どちらかひとつをえらんで受取ることになるんですね~。

なんてったって年金は “1人1年金” が原則。

『老齢年金』よりも『障害年金』の方がたくさん受取れるので老後も障害年金の方が安心です

∑d(d´∀`*)グッ!

★支出
ひとり暮らしで仕事をしていない人(65歳以上)の支出は女性は月約13万円(総務省 統計局より)。

なので、

60歳~70歳までの生活費を仮に14万円としてみましょ。

70歳からの生活費は15万円と30万円の2つのパターンでシュミレーションしてみます。

(なぜかというと高齢者住宅の費用はだいたい月15万円~30万円となっているから。)

 

☆ち・な・み・に☆

高齢者施設ごとの料金がのっているページがあるのでこちらも参考にしてみてくださいね

(*‘∀‘ *)↓↓

https://kaigo.homes.co.jp/manual/facilities_comment/cost/#section-2-1

2.ひとり暮らしに必要な金額は?

Yさまは1カ月9万円の障害年金をもらっているので生活費の一部はそれでカバーできます。

そして障害年金でカバーしきれない金額は貯金7,260万円から支払います。

なので

障害年金でカバーしきれない生活費が貯金7,260万円の範囲内におさまるかどうかがポイント!

ですよね(b゚v`*)。

もしおさまれば、

Yさまがひとり暮らしをするために必要な生活資金は準備できているということになります☆

ではでは!

障害年金9万円でカバーしきれない生活費を求めていきましょー٩( ‘ω’ )و

障害年金9万円/月でカバーしきれない生活費は・・・

A.60歳~70歳 生活費14万円とすると不足額600万円
600万円=(14万円―9万円)×12ヶ月×10年

B‐① 70歳~100歳 生活費15万円とすると不足額2,160万円
2,160万円=(15万円―9万円)×12ヶ月×30年

B‐② 70歳~100歳 生活費30万円とすると不足額7,560万円
7,560万円=(30万円―9万円)×12ヶ月×30年

となり、

貯金でカバーしなければいけない金額は・・・

A+(B‐①) 70歳~100歳までの生活費が15万円のときは2,760万円
A+(B‐②) 70歳~100歳までの生活費が30万円のときは8,160万円

ということになります。

さらに

生活費以外にもちょこちょことお金が必要になることだってあるはず。

そのうえ

高齢者住宅に入居するためには生活費のほかに、数十万円~数百万円の一時金が必要になることも!

なので実際にはもっと費用が大きくなるかもです。

 

そうなると、、

70歳で施設に入居して、高齢者住宅の入居費が1カ月30万円は

キビシィイ━━<(ll゚◇゚ll)>━━ッッ!!!!! 。

 

でも1カ月15万円だったら貯金7,260万円でじゅうぶんにカバーできます♪♪

1ヶ月20万円~25万円でもゆとりある老後が過ごせますよ♡

3.まとめ

ご両親と一緒の安心安全な生活から離れていつかはひとりで暮らしていかなければいけない怖さはどれほどのものなのでしょうか。

でもそのためにYさまはしっかりと貯蓄をされてこられたのだと思います。

もし早めにひとり暮らしをしたいときには、施設への入居時期を少し遅らせるか、施設の入居費を30万円から数万円おさえるとじゅうぶん対応できるんじゃないかなと思います。

:*・゚(●´∀`●):*・゚ ☆

 

 

 

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佐藤ひろ美。ファイナンシャルプランナー(AFP)・資産形成アドバイザー。 栃木県宇都宮市を拠点に活動。特定の金融商品に片寄らない中立安全な場を提供し、今も老後もパッと明るくなる資産形成をご案内。北海道から九州まで約800件もの資産形成や家計改善をサポート。 自分も家族も大切にして今よりもっと彩豊かな人生を楽しむための方法を教えます。