「両親がいなくなったら・・・」障害年金を受け取りながらひとりで暮らしていくにはいくら必要?

40代女性のYさまは障害年金を受給しながらご両親と一緒に生活をしています。

現在は独身で、この先も結婚する予定はないそうです。

ご両親が他界されてしまった後はひとりで暮らしていかなければいけないうえに、もし100歳まで生きるとしたらいくらお金が必要なのか、察するに余りある不安を抱えていらっしゃいました。

今回はメールでのご相談だったのでお顔を拝見することはできなかったのですが、ひとり暮らしのイメージやお金の見通しを立てていただけたようで、私もホッとしています。

 

 

【Yさまからの感想】

詳しい計算方法を教えて頂きありがとうございます。
納得できました。施設に入ると余裕がなくなりますね。
なるべく施設に入居するのを遅らせるようにしないといけないです。

60歳から一人暮らしをしても余裕がないので
55歳から一人暮らしでは全然足りないということですね。

今現在親と同居中で年間50万円は貯金できているので
その分を足して考えたら少しは余裕ができるかもしれません。

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Yさまの場合は貯金がしっかりあるので、もし早めにひとり暮らしをしたいときにも施設の入居費用をおさえればできます。

たとえば55歳~70歳までの生活費が月14万円だとしたら、70歳以降の施設入居費が25万円になったとしても600万円ほどゆとりが出ますよ。

今回のコンサルティングの内容をまとめますね。

必要な方に参考にしていただけますように。

1.収入と支出をチェック

Yさまが1人暮らしを始める年齢を60歳、高齢者住宅に入る年齢を70歳として、100歳までの40年間で必要な金額をチェックしてみましょう。

★収入
Yさまの障害年金は月9万円あり、その他に貯蓄額が7,260万円あります。

老後の年金は “1人1年金” が原則です。障害年金か老齢年金かどちらかひとつをえらんで受取ることになります。

★支出
単身無職世帯(65歳以上)の消費支出は女性は月130,875円(総務省 統計局より)なので、60歳~70歳までの生活費を仮に14万円とします。

また、高齢者住宅の費用はおおよそ月15万円~30万円となっているので70歳からの生活費は15万円と30万円の2つのパターンでシュミレーションしてみます。

ちなみに、各施設ごとの料金が掲載してあるページがありますのでこちらも参考にしてみてくださいね↓

https://kaigo.homes.co.jp/manual/facilities_comment/cost/#section-2-1

2.ひとり暮らしに必要な金額は?

はじめに障害年金でカバーしきれない生活費の総額を求めます。

ここで求めた金額が貯蓄額の範囲内におさまるかどうかがポイントです。

もしおさまれば、Yさまがひとり暮らしに必要とする生活資金が足りなくなる可能性は低くなります。

 

障害年金9万円/月でカバーしきれない生活費は・・・

A.60歳~70歳 生活費14万円とすると不足額600万円
600万円=(14万円―9万円)×12ヶ月×10年

B‐① 70歳~100歳 生活費15万円とすると不足額2,160万円
2,160万円=(15万円―9万円)×12ヶ月×30年

B‐② 70歳~100歳 生活費30万円とすると不足額7,560万円
7,560万円=(30万円―9万円)×12ヶ月×30年

となり、

貯金でカバーしなければいけない金額は・・・

A+(B‐①) 70歳~100歳までの生活費が15万円のときは2,760万円
A+(B‐②) 70歳~100歳までの生活費が30万円のときは8,160万円

ということになります。
その他、入居の際の一時金もかかりますよね。
高齢者住宅の月額費用が15万円のときは貯蓄額の7,260万円でじゅうぶんにカバーできますが30万円になるとしきれません。

また、生活費以外にもちょこちょことお金が必要になることも考えられます。
70歳で施設に入居する場合、入居費は月々20万円~25万円で考えると良いと思いますよ。

3.まとめ

ご両親と一緒の安心安全な生活から離れていつかはひとりで暮らしていかなければいけない怖さはどれほどのものなのでしょうか。

でもそのためにYさまはしっかりと貯蓄をされてこられたのだと思います。

もし早めにひとり暮らしをするのであれば施設への入居の時期を少し遅らせるか、施設の入居費を30万円から数万円おさえるだけでじゅうぶん対応できますよ。

4.無料お試しキャンペーンのお知らせ

2019年8月1日より先着10名様まで「家計コンサルティング」を無料でさせていただきます。

生命保険や金融商品の販売はしておりませんが、生命保険の見直しのみご希望のお客さまにもご対応しております。

「受けてみたいけど遠いし・・・」と悩んでいらっしゃる方は遠慮なくご相談くださいね。

お申込は下の “お問合せボタン” からしていただけます。

皆さまとのご縁を心よりお待ちしています
(*^_^*)。

 

 

 

 

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名前:佐藤博美。ファイナンシャルプランナー(AFP)。国内生保に1年と外資系生保に6年勤務。その経験を活かしてムリなくムダなくお金を増やしていくための積立や資産運用、安くてもちゃんと使える保険商品をご案内。お金に困ることのない穏やかな人生を送るための有益な情報を配信中!