【外貨建保険】利率の最低保証が高くてもお金が増えない理由。良い商品を選ぶ3つのポイント
こんにちは。
家計改善アドバイザー佐藤ひろ美です。
外貨建保険で
利率が最低保証されている商品って
ありますよね。
あなたは
利率の最低保証が
3%の商品と
1.5%の商品
どっちが良い商品だと思いますか?
答えは・・・
「3%の商品」!
って思いませんでした?
でもじつは
「増える」という観点でいうと
利率の最低保証が高い商品が有利
っていうわけではないんです。
「えー?!」
「3%の商品のほうが良いってすすめられたよ?!」
って思いますよね?
なぜならじっさいのところ
保険を販売している人ですら
9割9分気づいてないから
もし最低保証1.5%と3%の
外貨建保険があるとしたら
保険販売員さんは良心で
3%の商品を「良い商品ですよ」
ってすすめています。
どうして利率の最低保証が
高いからといって
「増える」というわけじゃ
ないのかというと
たとえば最低保証3%の
外貨建保険だったら
おおよそ3%の利率は
その保険を維持するために
消えてしまうからなんです。
最低保証1.5%の外貨建保険だったら
消えてしまう利率は1.5%。
だから
最低保証以上の利率で
運用されないと
思ったように増えなくて
保険料の払込が終わっても
解約返戻率はなかなか100%に
ならない設計になってます。
ということは
お金を増やすためには
利率の最低保証が
高い商品ほど
それ以上の利率を
出さなければいけないので
大変そうですよね。
じゃぁ、
最低保証が高い外貨建保険は
悪い商品なのか?
というと
それもまた違うんですね~。
ややこしいでしょ(笑)。
100人いたら100人に良い商品はナイ
ということを踏まえて
あなたにとって良い商品かどうか
見極めるポイントは3つ。
1つめは
最低保証とくらべて
運用に適応される利率が
どのくらい高いのか。
2つめは
解約返戻率は何才で100%を
超えてくるのか。
3つめは
保険料は安いか。
この3つを他社と比較することで
あなたにとって良い商品か
それとも悪い商品かがわかりますよ。
逆をいえば他社と比較しないと
わからないんですけどね、、
そしてあなたのニーズによって
この3つのなかで重視すべきポイントは変わります。
ざっくりお伝えすると
世代が若い方だったら
死亡保障を一定期間得たら
解約して現金として使うニーズが
多いと思うので
解約返戻率が高くて
保険料が安いものが良いですね。
50代を過ぎた方でしたら
解約返戻率の魅力は
グンと下がってしまうので
死亡保障として使うことを重視して
保険料が安いもの。
です。
もちろん、
人によってさらに細かいニーズが
あるはずですし
ほかにも気をつけてほしいことや
商品によって特徴も違うので
あくまで一般的なお話として
参考にしてみてくださいね。
佐藤ひろ美
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