【イデコ】手数料は無料じゃない!いつ?どのくらいの金額が発生するの?
こんにちは。家計改善アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの佐藤ひろ美です。
皆さんご存じのイデコですが「手数料はかからない」と思っていませんか?
じつはイデコにも手数料がかかります。
なのについ、「手数料無料!」という宣伝が強く印象に残って
・イデコは手数料がかからないと思いこんでしまう
・手数料があったことを忘れてしまう
そんなこともあるかと思うので、今日はイデコの手数料についてお話しますね。
・手数料を支払う先は3つ
①国民年金基金連合会
②事務委託先金融機関
③運営管理機関
です。
国民年金基金連合会はイデコを運営している機関です。
事務委託先金融機関はイデコの資産管理事務を委託されている信託会社のことです。
そして運営管理機関は楽天証券だったりSBI証券だったり、私たちがイデコを購入するときに使う金融機関のことです。
そして3か所それぞれに手数料を支払うというわけです。
・3つのタイミングで手数料発生!
そして3つのタイミングで手数料が発生します。
その1.イデコをはじめるとき(初期手数料)
その2.運用しているとき(運用期間手数料)
その3.そのときどき(都度手数料)
そのときどきに発生する「都度手数料」とは何かというと、
・給付金を受けるとき
・還付※を受けるとき
・他の金融機関や確定拠出年金に乗換えるとき
このときに発生する手数料なんですね。
「※還付」と聞くと「お金がもらえる?!」と思ってしまいがちですけど・・・、残念!違います。
イデコに加入するためには国民年金保険料の納付が大前提!
なのでイデコ加入期間中にもし国民年金を支払わない月があったとしたら、その月のイデコ掛け金は戻される・・・つまり還付されます。そのときの手数料はおおよそ2,000円~です。
国民年金の加入モレがないように気をつけましょう!
・イデコにかかる手数料
さて、では、いつどんな手数料がどのくらいの頻度で発生するのか見てみましょうね。
<手数料が業界一安い某証券会社のイデコ手数料>
イデコに加入した人全員が払わなければいけない手数料は赤枠の
・初期手数料
・運用期間中の手数料
・給付金を受けるときの手数料
です。
某証券会社の手数料を見てみると
・初期手数料(1回限り):2,829円
・運用期間中の手数料(毎月):237円(年間2,844円)
となります。
「運用期間中の手数料」は毎月1万円の掛け金だとすると0.02%、毎月3,000円の掛け金だとすると0.08%程度なので、手数料としては気にならない程度かなと思います。
・イデコでお金を増やすためにやるべきこと!
イデコの運営をしている国民年金基金に支払う手数料はどこの証券会社でも同じです。
一方で、運営管理機関(証券会社など)や事務委託先金融機関に支払う手数料は各社それぞれ違います。
お金を増やすには、手数料の安いところを選ぶのが必須!
ネット証券を筆頭に運用期間中などの手数料が無料の会社も複数ありますから、同じ制度でもより増やせるように金融機関を選びたいですね。
イデコやつみたてNISA、変額保険など、どれで運用しようか迷っているあなたはこちらもご覧くださいネ。
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