4%ルールで早期リタイア!「FIRE」実現の運用法とは!
こんにちは。
家計改善アドバイザー
ファイナンシャルプランナー
佐藤ひろ美です。
お金を貯めて早期リタイアして悠々自適な生活がしたい!
一見夢のような生活ですよね。
でも世の中にはじっさいに
そんな生活を実現している人が
いるわけです♪
少し前から話題の「FIRE」。
「Financial Independence Retire Early」
なんだかわからない
横文字の頭文字を取って「FIRE」
「つまり経済的安定を確立して早期リタイアを実現する」
ということです。
でもどうしたら良いのか
どのくらいお金があれば
「FIRE」を実現できるのか
いまいち想像しにくいですよね。
そもそも億のお金がないと無理っぽい・・・
そう思ってしまう方が
大半なんじゃないかなと思います。
そこで、
「FIRE」を実現させるために
知っておくべき「4%ルール」
という考え方をご紹介しますね。
これがわかると早期リタイアも
夢じゃなくなるかもしれません!
1.4%ルールとは?
「4%ルール」はアメリカの
トリニティ大学での研究をもとに
1998年に発表された考え方なんですが
かんたんに言うと
「減らないお財布を作るルール」
といったところです。
早期リタイア後
運用金利で生活しよう!
というわけなんですが
このとき、生涯ずっと
資金が底をつかないようにしたいわけです。
そのためには
どのくらいのお金が必要で
いくらずつ取り崩していったら良いのか
それがわかれば
計画が立てやすくなりますよね。
そこで「4%ルール」なんです!
まとまったお金を平均金利5%で運用できるとして、4%ずつ取り崩す。
そうすれば減らない財布ができるよ
っていうルールなんですね~。
どんな風にお金を貯めて
どんな風に4%ずつ
取り崩していくのか
お話しますね。
2.4%ルールのやり方
まず、全体像はこうです↓↓
===============
STEP1.目標額(貯めるべき金額)をチェック
STEP2.目標額を貯める
STEP3.リタイア後、目標額×4%で生活する
===============
ひとつずつ説明していきますね♪
【STEP1】目標額(貯めるべき金額)をチェック
リタイア後に金利で生活するためには
母体となるお金が
いくらあったら良いのか
はじめに知っておかないとですよね。
その計算式は「年間生活費×25倍」です。
ということで、
あなたの生活費は
1年間でいくら必要ですか?
もし1ヶ月の生活費が
20万円必要だとしたら
年間240万円ですね。
それを25倍にすると
6,000万円です。
【STEP2】目標額を貯める
母体資金6,000万円を準備するには
毎月いくらのお金を
何%で運用すればできるのか
というと
20年後に早期リタイア
たとえば20歳の人が40歳で早期リタイアしたいとすると
平均金利5% → 毎月の掛け金15万円
平均金利7% → 毎月の掛け金12万円
平均金利9% → 毎月の掛け金9万円
で6,000万円になります。
10年後に早期リタイア
たとえば30歳の人が40歳で早期リタイアしたいとすると
平均金利5% → 毎月の掛け金40万円
平均金利9% → 毎月の掛け金35万円
平均金利9% → 毎月の掛け金30万円
で6,000万円になります。
こうやって見てみると
月々の掛け金にしても
意外とまとまったお金が
必要になりますね。
でもここであきらめたらもったいない!
早期リタイアではないけれど
60歳で確実に退職して
悠々自適に暮らす!
という人にも使える方法です。
60歳で退職したら
生活できないけど
70歳近くまで
もしくはそれ以上
働くのは嫌!という方は
希望の年齢で確実に退職するために
「4%ルール」を活用するのも良いですね。
【STEP3】リタイア後、目標額×4%で生活する
目標額が貯まったところで
「夢の生活」スタート!
めでたくリタイアです♪
この先の生活は
貯めたお金に働いてもらって運用益4%を取り崩しながら暮らします。
もし6,000万円を
5%で運用できれば
1年で300万円増えます。
その300万円のうち
4%=240万円を生活資金に。
あとの1%=60万円は
元本に加算していく。
すると元本はどんどん
増えていきますよね。
そして減らない財布のできあがりです。
70歳以降は
経済状況が良いときに
元本も現金化して
そのうち1,000万円は
介護資金や医療費に
とっておいたとしても
あと20年以上、
毎月20万円で生活できるだけの資金が
手元に残りますよ。
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