【外貨建(一時払)】明治安田生命「期間が選べる外貨建一時払終身保険」5つの特徴と注意点
明治安田生命の外貨建保険はとても分かりやすく使いやすい保険が多い印象なのですが、「期間が選べる外貨建一時払終身保険」も魅力的な商品です。
HPからシュミレーションできるのでイメージしやすく運用効果にも納得!自信がうかがえる商品ですよ!
受取は米ドル・日本円どちらでもOKなので、安心して相続対策に活用できます。
外貨建終身(一時払)はこんな方にオススメ!
●国内金利よりもお金を増やしたい
●相続対策がしたい
目次
1.「期間が選べる外貨建一時払終身保険」のしくみ
<「期間が選べる外貨建一時払終身保険」イメージ例>
「期間が選べる外貨建一時払終身保険」は保険料を円で払込み、米ドルで運用する外貨建終身保険です。
第1保険期間の死亡保障を一時払保険料相当額(外貨建)にして抑えることで、第2保険期間の死亡保障額と解約返戻金額をUPさせてています。
第1保険期間の設定期間によって、一時払保険料(外貨換算後の金額)の2.0%~4.0%が初期費用として差引かれて運用されます。
第1保険期間が終わると第2保険期間に入り、利率は5年ごとに見直されます。
第2保険期間の利率は最低保証0.25%から下がることはなく、保険金額や解約返戻金額は緩やかにUPします。
●正式名称:5年ごと利差配当付利率変動型一時払保障選択制終身保険(指定通貨型)
●契約年齢:0~90歳
●第1保険期間:5・7・10年
●第2保険期間:第1保険期間満了から終身
●支払通貨:円
●契約通貨:米ドル
●保険料払込方法:一時払
●最低一時払保険料:100万円
●解約返戻金の受取り方法:一部または全部一括
●受取通貨:米ドル・日本円
主契約
死亡保障
付加できる保障
ナシ
2.各種手数料
契約初期費用
基本保険金額(外貨換算後の金額)に対して2.0%~4.0%
第1保険期間 5年の場合:2.0%
第1保険期間 7年の場合:2.8%
第1保険期間 10年の場合:4.0%
※1米ドル=100円のとき
「一時払保険料100万円」とすると手数料は2万円~4万円です。
保険関係費
保険の締結や維持、保障に支払う費用。
為替手数料
・円を外貨にするとき1$あたり0.5円
※1米ドル=100円のとき
「一時払保険料100万円」とすると手数料は5,000円となります。
「一括受取金額1万米ドル」とすると手数料は5,000円となります。
為替手数料は保険期間を通して計算してもそれほど大きな金額ではありません。クレジット払いをすることで為替手数料をおさえることもできます。
解約控除
ナシ
3.外貨建保険のメリットとデメリット
外貨建ての保険には共通してつぎのようなメリットとデメリットがあります。
メリット
●円建ての死亡保険より超割安
●国内よりも高い金利で運用
●保障を得ながら資産形成
●3大疾病で保険料払込免除される
デメリット
●払込んだ金額よりも受け取れる金額が減ってしまう可能性がある
●為替リスクがある
●両替時に手数料がかかる
●10年以内に解約するとペナルティ(主に積立型)
詳しくはこちら↓
【外貨建】外貨建て保険のメリットとデメリット 契約するときの5つの注意点もご紹介
4.「期間が選べる外貨建一時払終身保険」の特徴
特 徴
①第1保険期間中の利率が一定
②第2保険期間中の利率には最低保証がある
③保障に支払う保険料が小さい
④米ドルで受取ることもできる
⑤健康状態の告知不要
④HP上でシュミレーションできる
【特徴①】利率が一定
契約時の利率が保険期間を通じて一定なので、高い利率のときに契約できればより安心です。
【特徴②】第2保険期間中の利率には最低保証がある
5年ごとに利率が変わりますが、最低保証0.25%より下がることはありません。
最低保証のままの利率で推移したとしても、解約返戻金や死亡保障は緩やかにUPするのが嬉しいですね。
【特徴③】保障に支払う保険料が小さい
第1保険期間の「死亡保険金額」を一時払保険料相当額(外貨建)にすることで保険料をおさえ、第2保険期間の保障額と解約返戻金額を大きくしています。
第2保険期間の保障額と解約返戻金額は同額です。
外貨建保険はそもそも保険料が割安なのですが、さらにコスパが良い商品です!
【特徴④】米ドルで受取ることもできる
受取るときの通貨は日本円か米ドルかで選べます☆
ということは…
円安のタイミングで死亡保障や解約返戻金を受取ることになったとしても、米ドルのまま受取ることができるので資産を減らさずにすみますよ。
【特徴⑤】健康状態の告知不要
一時払の保険には多いんですが、この保険も無告知で入れます♪
健康状態に不安があっても関係なし!
気楽なのも嬉しいですよね。
5.「期間が選べる外貨建一時払終身保険」の注意点
注意点
①契約のタイミング
②受取りのタイミング
【注意点①】契約のタイミング
円高かつ利率が高いときが契約のタイミングです。
1米ドル110円よりも100円が円高、120円は円安です。
【注意点②】受取ったお金を円にするタイミング
受取は円でも米ドルでも受取ることができるので、為替の状況によって受取る貨幣を選びます。
もし円高だったら米ドルで受取り、円安だったら円で受取ると良いですよ。
ただし、米ドルで受取るときにはそのための口座を開設する必要があり、「口座開設手数料」がかかります。
さらに着金や引出をするときにも手数料がかかるのですが、銀行によって手数料はまちまちなので頭に入れておいてくださいね。
手数料が比較的安いのはネット銀行ですよ。
6.解約返戻金額シュミレーション
明治安田生命の外貨建保険はシュミレーションができちゃいます!
ほかにはなかなかないサービス!いつもながら素晴らしい~♪
「期間が選べる外貨建一時払終身保険」のシュミレーションはこちらからできますよ。
7.こんな方に向いています!
「期間が選べる外貨建一時払終身保険」この保険は、100万円以上のまとまった “よゆう資金” があって、相続対策したい方に向いています。
契約時のタイミングは円高かつ高利率を選ぶべきですが、受取時は米ドルでも受取ることができるのでそれほど心配もいらないのが良いですね。

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