【外貨建(一時払)】明治安田生命「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」7つの特徴と注意点
「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」は贈与するたびに作らなければいけない “贈与契約書” も必要なく、かんたんに贈与できるしくみの外貨建保険です。
HPから解約返戻金や保険金などのシュミレーションができるのでイメージしやすいのも良いですね。
受取は米ドル・日本円どちらでもOKなので、安心して贈与・相続対策に活用できます。
外貨建終身(一時払)はこんな方にオススメ!
●国内金利よりもお金を増やしたい
●相続対策がしたい
目次
1.「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」のしくみ
<「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」イメージ例>
「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」は保険料を円で払込み、米ドルで運用しながら家族に毎年贈与できる外貨建終身保険です。
契約したその年から第1保険期間の設定年数によって5回または10回にわけて贈与できます。
初期費用は第1保険期間の設定年数によって、一時払保険料(外貨換算後の金額)の2.0%~4.0%が差引かれます。
第1保険期間中に贈与して、第2保険期間に入ると死亡保障として一生涯継続することができます。
第2保険期間の利率は5年ごとに見直され、最低保証0.25%から下がることはなく、保険金額や解約返戻金額は緩やかにUPします。
●正式名称:5年ごと利差配当付利率変動型一時払保障選択制終身保険(指定通貨建[A] Ⅱ型)
●契約年齢:0~90歳
●第1保険期間:4年または9年
●第2保険期間:第1保険期間満了から終身
●支払通貨:円
●契約通貨:米ドル
●保険料払込方法:一時払
●最低一時払保険料:300万円
●解約返戻金の受取り方法:一部または全部一括
●受取通貨:米ドル・日本円
主契約
死亡保障
付加できる保障
ナシ
2.各種手数料
契約初期費用
基本保険金額(外貨換算後の金額)に対して2.0%~4.0%
第1保険期間 5年の場合:2.0%
第1保険期間 7年の場合:2.8%
第1保険期間 10年の場合:4.0%
※1米ドル=100円のとき
「一時払保険料100万円」とすると手数料は2万円~4万円です。
保険関係費
保険の締結や維持、保障に支払う費用。
為替手数料
・円を外貨にするとき1$あたり0.5円
※1米ドル=100円のとき
「一時払保険料100万円」とすると手数料は5,000円となります。
「一括受取金額1万米ドル」とすると手数料は5,000円となります。
為替手数料は保険期間を通して計算してもそれほど大きな金額ではありません。クレジット払いをすることで為替手数料をおさえることもできます。
解約控除
ナシ
3.外貨建保険のメリットとデメリット
外貨建ての保険には共通してつぎのようなメリットとデメリットがあります。
メリット
●円建ての死亡保険より超割安
●国内よりも高い金利で運用
●保障を得ながら資産形成
●3大疾病で保険料払込免除される
デメリット
●払込んだ金額よりも受け取れる金額が減ってしまう可能性がある
●為替リスクがある
●両替時に手数料がかかる
●10年以内に解約するとペナルティ(主に積立型)
詳しくはこちら↓
【外貨建】外貨建て保険のメリットとデメリット 契約するときの5つの注意点もご紹介
4.「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」の特徴
特 徴
①家族に生前贈与できる
②暦年贈与のめんどうな手続きがいらない
③第1保険期間中の利率が一定
④第2保険期間中の利率には最低保証がある
⑤保障に支払う保険料が小さい
⑥米ドルで受取ることもできる
⑦健康状態の告知不要
【特徴①】家族に生前贈与できる
契約したその年から家族に生前贈与ができます。
年間110万円未満の贈与だったら税金がかかりません。
・・・と、ここで気になる人もいると思うんですけど、一般的には毎年同じ人に定期的に贈与すると「定期贈与」とみなされて、贈与した金額が110万円未満だとしても贈与税が課せられるんですね。
でもこの保険は「定期贈与」としてみなされないので “贈与する側” も “される側” も安心して贈与できますよ。
【特徴②】暦年贈与のめんどうな手続きがいらない
暦年贈与には2つの『めんどくさい』があるんですね。
ひとつは「贈与契約書」、もうひとつは「贈与金の振込」です。
暦年贈与するときには贈与するたびに「贈与契約書」を作らないといけないんですけど、、それってめんどくさいですよね~。
でもこの保険の場合、生存給付金が支払われるたびに「支払い手続き完了のお知らせ」が発行され、「贈与契約書」の代わりになるんです。
そして暦年贈与の場合、贈与するひとが贈与を受ける人の口座にそのつどお金を振り込まないといけないですよね。
でもこの保険だったら、明治安田生命が振込手続きもしてくれますよ。
【特徴③】第1保険期間中の利率が一定
契約時の利率が保険期間を通じて一定なので、高い利率のときに契約できればより安心です。
【特徴④】第2保険期間中の利率には最低保証がある
5年ごとに利率が変わりますが、最低保証0.25%より下がることはありません。
最低保証のままの利率で推移したとしても、解約返戻金や死亡保障は緩やかにUPするのが嬉しいですね。
【特徴⑤】保障に支払う保険料が小さい
第1保険期間の「死亡保険金額」を一時払保険料相当額(外貨建)にすることで保険料をおさえ、第2保険期間の保障額と解約返戻金額を大きくしています。
第2保険期間の保障額と解約返戻金額は同額です。
外貨建保険はそもそも保険料が割安なのですが、さらにコスパが良い商品です!
【特徴⑥】米ドルで受取ることもできる
受取るときの通貨は日本円か米ドルかで選べます☆
ということは…
円安のタイミングで生存給付金や解約返戻金、保険金を受取ることになったとしても、米ドルのまま受取ることができるので資産を減らさずにすみますよ。
【特徴⑦】健康状態の告知不要
一時払の保険には多いんですが、この保険も無告知で入れます♪
健康状態に不安があっても関係なし!
気楽なのも嬉しいですよね。
5.「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」の注意点
注意点
①契約のタイミング
②受取りのタイミング
【注意点①】契約のタイミング
円高かつ利率が高いときが契約のタイミングです。
1米ドル110円よりも100円が円高、120円は円安です。
【注意点②】受取ったお金を円にするタイミング
受取は円でも米ドルでも受取ることができるので、為替の状況によって受取る貨幣を選びます。
もし円高だったら米ドルで受取り、円安だったら円で受取ると良いですよ。
ただし、米ドルで受取るときにはそのための口座を開設する必要があり、「口座開設手数料」がかかります。
さらに着金や引出をするときにも手数料がかかるのですが、銀行によって手数料はまちまちなので頭に入れておいてくださいね。
手数料が比較的安いのはネット銀行ですよ。
6.解約返戻金額シュミレーション
明治安田生命の外貨建保険はシュミレーションができちゃいます!
ほかにはなかなかないサービス!いつもながら素晴らしい~♪
「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」のシュミレーションはこちらからできますよ。
7.こんな方に向いています!
「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」この保険は、300万円以上のまとまった “よゆう資金” があって、贈与したい方、相続対策したい方に向いています。
名前の通り、暦年贈与がかんたんにできちゃうのがほんとに魅力です。
ギリギリ定期贈与にならないので、贈与税がかかりませんから安心して堂々と暦年贈与できちゃいますよ。
契約時のタイミングは円高かつ高利率を選ぶべきですが、受取時は米ドルでも受取ることができるのでそれほど心配もいらないのが良いですね。

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