【外貨建保険(一時払)】メットライフ生命「サニーガーデンEX」6つの特徴と注意点
メットライフ生命「サニーガーデンEX」は一時払の外貨建終身保険です。
そして契約の翌年から定期的にお金をもらうこともできますよ。
「家族みんなにお金をのこしたい」と考えている方も活用できる保険ですから、その方法もわかりやすくお伝えしますね。
目次
1.選べる3つのプラン
サニーガーデンEXにはつぎの3つのプランがあります。
①定期支払コース
:毎年お金がもらえる
:一生涯外貨建で保障
②目標設定付定期支払コース
:毎年お金がもらえる
:目標額に達したら円建ての終身保険に移行
③積立金増加コース
:毎年お金はもらえない
:よりお金を増やせる
「①定期支払コース」と「②目標設定付定期支払コース」はどちらも毎年お金がもらえるプランです。嬉しいですね~。
もらえる金額は下表のように、契約コースごと積立利率によって変わり、10年ごとに見直されます。
一方で「③積立金増加コース」には「定期受取金」はありません。
①定期支払コース
<定期支払コースイメージ>
●毎年お金がもらえる
●一生涯外貨建で保障
「定期支払コース」は毎年「定期支払金」を受取ることができるんです。
ちょっとしたおこづかいがもらえると思うと嬉しいですよね。
もらえる金額は積立利率をもとに次の計算式で計算されます。
積立利率が10年ごとに見直されるので、必然的に定期支払額も変わりますよ。
そして金利の高い外貨建で一生涯保障を持ちつづけることができるので、
解約返戻金も保険金もより長く増やしたい方に良いですね。
②目標設定付定期支払コース
<目標設定付定期支払コースイメージ>
「目標設定付定期支払コース」も「定期支払コース」と同じように毎年お金がもらえます。
ただしやっぱり10年ごとに利率が変わるので、もらえる金額も10年ごとに変わります。
もらえる金額(定期支払金)は下記の計算式で計算できますよ。
では何が定期支払コースと違うのかというと、目標設定ができる点です!
目標設定できると、為替の管理をしなくてもお金を減らす心配がありません。
お金を減らさないためには本来であれば円安を見極めなければいけませんが、
このコースだったら円での目標額を設定することで保障額を減らすことなく円建ての終身保険への切替が自動的にできます。
たとえば一時払い保険料が300万円で目標110%だとしたら、330万円が目標額となります。
そして330万円に達すると自動的に円建の終身保険に移行。
目標額は一時払保険料に対して110%、120%、130%、300%で設定できます!
③積立金増加コース
<積立金増加コースイメージ>
「積立金増加コース」だけ、毎年お金はもらえません。
その分、お金を増やす複利効果がゆきだるま方式に高まり、
他の2つのコースよりも解約返戻金や保険金を増やすことができます!
将来的になるべくお金を増やしたい方はこちらですね。
2.新契約時の取り扱い
●正式名称:積立利率変動型一時払終身保険(米ドル保険料建15・豪ドル保険料建15)
●被保険者:0歳~85歳
●保険期間:終身
●契約通貨:米ドル・豪ドル
●最低保険料:3万米ドル
●保険料払込方法:一時払
・主契約と特約
主契約
死亡保険金・高度障害保険金
付加できる保障(特則・特約)
ナシ
3.外貨建保険のメリットとデメリット
外貨建ての保険には共通してつぎのようなメリットとデメリットがあります。
メリット
●円建ての死亡保険より超割安
●国内よりも高い金利で積立て
●保障を得ながらムダなく資産形成
●3大疾病で保険料払込免除される(商品による)・・・ジブラルタ生命「どるフィン」にはありません。
デメリット
●払込んだ金額よりも受け取れる金額が減ってしまう可能性がある
●為替リスクがある
●両替時に手数料がかかる
●10年以内に解約するとペナルティ
詳しくはこちら↓
【外貨建】外貨建て保険のメリットとデメリット 契約するときの5つの注意点もご紹介
4.「サニーガーデンEX」 の特徴
特 徴
①積立利率最低保証0.01%
②運用益を毎年受取
③10年ごとにつみ立て利率が変わる
④10年ごとに定期支払金額が変わる
⑤死亡保険金は一時払保険料相当額を最低保証
⑥子どもや孫へ節税しながら資産継承できる
【特徴①】積立利率最低保証0.01%
どんなに経済状況が悪化しても0.01%から下がることがナイ!
とはいえずいぶん低い気もしますネ。
【特徴②】運用益を毎年受取
「①定期支払コース」または「②目標設定付定期支払コース」では契約の翌年から毎年一定金額をもらうことができます。
毎年おこづかいがもらえると思うと楽しみが増えますね。
旅行?ショッピング?ちょっと豪華な外食?そのお金、どんな楽しみに使いたいですか?
【特徴③】10年ごとにつみ立利率が変わる
利率が高ければ10年間は増えますが、利率が低ければ10年間ほとんど増えません。
10年増えないなんて損失にもほどがある!
もったいないのでそのときは円安のタイミングで一度現金化しましょう。
【特徴④】毎年もらえるお金も10年ごとに変わる
10年ごとに利率が変わることで毎年もらえるお金も10年ごとに変わります。(定期支払コース・目標設定付定期支払コース)
【特徴⑤】積立利率によって死亡保険金増
積立利率が良いほど、解約返戻金額だけでなく死亡保険金額も増えます!
そして一度増えた保険金額は減ることがない!
もらえるお金が増えるのは何であれ嬉しいですね。
【特徴⑥】子どもや孫へ節税しながら資産継承できる
定期支払コース・目標設定付定期支払コースでは
節税しながら自分も遺族も一生涯年金受取れて、最終的に子どもや孫へお金を残す「リレープラン」ができるんです。
たとえば「父から母、母から子へ」と言った継承もできますし、「祖父から父、父から子へ」もできます。
法定相続人の間で資産継承するときにこのリレープランを活用することで、ひとつの保険契約でも有効に非課税枠を使えます!
リレープランについて詳しくはこちらもご参考いただけます。
自分自身も受取れて節税しながら子どもや孫へ資産を引継ぐリレープランとは?
5.各種手数料
メットライフ生命のHPには知りたいことが明示されていないので不親切な印象を持ってしまうのですが、パンフレットにも各種手数料が明示されていません。
契約前に必ず確認して、他社との比較もしてから契約するかどうか判断しましょうね!
保険関係費
払い込んだ保険料のうち、保険契約の締結・維持、死亡保障などにあてられる費用です。
解約控除
保険を解約・減額した場合、契約日から10年間は2つの手数料が発生します。
その1.解約控除
その2.市場価格調整額
早期に解約するほど手数料は高く損しやすいので要注意!
<解約控除率>
9年目まで10.0%~1.0%の手数料がかかります。
<市場価格調整率>
9年目まで0.97%~0.1%の手数料がかかります。
為替手数料
外貨と円を交換するときにかかる手数料です。
年金管理費
年金支払期間中、年金支払い日に毎年かかる手数料です。「米ドル建終身保険」の年金管理費は年金額に対して一定割合かかります。
~マメ知識~
「年金管理費を支払わなくて良い方法」
一時金で解約返戻金を受取ると年金管理費はかかりません。当然といえば当然。ですが、その方が所得税も安くおさえることができます。
どうしても年金でという方は、ご自身のタイミングで一部解約しながら一時金として受け取ると年金管理費を支払わなくても良くなりますよ。
「年金受取」にしてしまうと年金支払開始後から円高・円安に関係なく毎年年金を受取らなければいけませんが、円安のタイミングを選んで一部解約することで資産を減らさずに受け取ることができます。
6.こんな人に向いています!
メットライフ生命「サニーガーデンEX」は一生涯の死亡保障がほしい。死亡保障を少しでも増やして家族に残したいという方もそうですが、
とくに相続対策をしたいという方のニーズに幅広く応える保険です。
リレープランを活かして2段階、3段階にわたってお得に相続できますから!
ただし契約形態にコツが必要なので、その点は要注意!
そして必ず他社との比較をしましょう。
そしてもし保障はいらない、もっとお金を増やしたい、と言うことであればつみたてNISAやイデコ、投資信託なども検討してみましょう。
遠い将来だけでなく今の生活も潤せるようになりますよ。
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