【外貨建(定期払)】ジブラルタ生命「米国ドル建介護保障付終身保険」5つの特徴と注意点
ジブラルタ生命の「米国ドル建介護保障付終身保険」は死亡したときだけでなく要介護2以上に認定されたときにも保障されます。
「低解約払戻金付」なので保険料がさらに割安!しかも解約返戻率も高いのでシンプルに積立商品としても魅力的です!
目次
1.「米国ドル建介護保障付終身保険」のしくみ
介護保障プランは2つあります。
●介護保障50%プラン:保険金額の50%を介護保険金として受取れる
●介護保障100%プラン:保険金額の全額を介護保険金として受取れる
<米国ドル建介護保障付終身保険(介護保障50%プラン)イメージ例>
●正式名称:米国ドル建介護保障付終身保険(低解約返戻金型)(無配当)
●契約年齢:15歳~69歳
●保険期間:終身
●契約通貨:米ドル
●保険料払込方法:月払・半年払・年払
●受取り方法:一時金または年金(保証金額付介護終身年金・保証期間付介護終身年金)
主契約
死亡・高度障害・介護保険金
特 約
・円換算払込特約
・円換算支払特約
・介護保険金割増年金支払特約
・介護前払特約
・円換算貸付特約
・疾病障害による保険料払込免除特約
・リビングニーズ特約
2.各種手数料
保険関係費
保険契約の締結・維持にかかわる費用
解約控除
記載なし。
為替手数料
外貨と円を交換するときにかかる手数料です。
<円で保険料を支払うとき>
1米ドルあたり0.5円かかります。保険料1万円だったら50円です(1米ドル=100円とした場合)。
<円で保険金などを受取るとき>
1米ドルあたり0.01円かかります。保険金額100万円とすると100円です(1米ドル=100円とした場合)。
為替手数料は保険期間を通して計算してもそれほど大きな金額ではありません。クレジット払いをすることで為替手数料をおさえることもできます。
年金管理費
受取年金額に対して1.0%。
たとえば年金年額が100万円、年金受取期間が5年間とすると年金管理費は1年間で1万円、総額は5万円となります。
3.外貨建保険のメリットとデメリット
外貨建ての保険には共通してつぎのようなメリットとデメリットがあります。
メリット
●円建ての死亡保険より超割安
●国内よりも高い金利で積立て
●保障を得ながらムダなく資産形成
●3大疾病で保険料払込免除される
デメリット
●払込んだ金額よりも受け取れる金額が減ってしまう可能性がある
●為替リスクがある
●両替時に手数料がかかる
●10年以内に解約するとペナルティ
詳しくはこちら↓
【外貨建】外貨建て保険のメリットとデメリット 契約するときの5つの注意点もご紹介
4.「米国ドル建介護保障付終身保険」 の特徴
特 徴
①利率が固定
②低解約返戻金型なのでさらに割安
③要介護2以上を保障
④要介護2以上で保険料払込免除
⑤死亡保険金が即日払い
【特徴①】利率が固定
この保険の予定利率は年2.5%で固定されています。
利率が固定されている商品は市場の影響で利率が上がったり下がったりすることがありません。
為替によって受取額が減ってしまうことはあるものの、外貨建では契約時点で解約返戻金額がわかるので安心して積立することができます。
契約時点で解約返戻金額がわかるとお金の計画も立てやすいですね。
【特徴②】低解約返戻金型なのでさらに割安
外貨建保険の保険料はそれだけで割安なんですが
「保険料払込期間中」の解約返戻率を70%にすることでますます保険料が安くおさえられています。
しかも払込が終わった直後から返戻率はグッと高くなりますよ。
払込を続けるモチベーションにもなりますね!
【特徴③】要介護2以上を保障
要介護2以上に認定されると保険金額の50%か100%を受取ることができます。
いっきにまとめて受取ることもできますし、年金で受取ることもできます。
しかも被保険者が介護年金を受取る場合は所得税法上「非課税」なのもありがたいですね。
【特徴④】要介護2以上で保険料払込免除
「介護保障50%プラン」の場合ですが、介護保険金を受取ったら保険料の払込も免除されます。
しかも「介護前払特約」を付加することで要介護4・5以上に認定された場合に保険金額の一部を年金で受取ることができます。
【特徴⑤】死亡保険金が即日払い
被保険者が亡くなったとき、所定の書類を届け出し、
午前中にジブラルタ生命本社で処理が完了するとその日の午後に支払われます。
死亡が認められると銀行などの口座は凍結されてしまうことがあります。
もしお墓やお葬式に必要なお金が手元になければ困ってしまいますよね。
契約してから2年以上が経過していれば、死亡保険金のうち1,500万円までを受取ることができますよ。
ジブラルタ生命の営業員が持参する場合は500万円までとなります。
5.「米国ドル建介護保証付終身保険」の注意点
注意点
●払込期間中に解約すると損
●受取は円安で
●年金で受取るときには手数料
【注意点①】払込期間中に解約すると損
「低解約返戻金型の」保険は「保険料払込期間中」の「解約返戻率」が低くなっています。
そのため払込期間中に解約すると大きく損をしてしまうことに。
継続できなくなるほどの無理な負担は避けてくださいね。
【注意点②】受取は円安で
保険金額や解約返戻金は円安のタイミングで受取ることで資産を減らさずにすみます。
まとめて一時金として受取る場合にはそれもできますが、年金の場合はそうもいかないので受取方法はよく検討してみてくださいね。
【注意点③】年金で受取るときには手数料
年金で受取るときには手数料がかかります。
年金開始後、年金額に対して1.0%の手数料(年金管理費)が発生します。
たとえば年金額100万円を5年間受取る場合、年間1万円、総額5万円の手数料になります。
~マメ知識~
年金管理費を支払わなくて良い方法
一時金で解約返戻金を受取ると年金管理費はかかりません。当然といえば当然。ですが、その方が所得税も安くおさえることができます。
どうしても年金でという方は、ご自身のタイミングで一部解約しながら一時金として受け取ると年金管理費を支払わなくても良くなりますよ。
「年金受取」にしてしまうと年金支払開始後から円高・円安に関係なく毎年年金を受取らなければいけませんが、円安のタイミングを選んで一部解約することで資産を減らさずに受け取ることができます。
6.解約返戻率シュミレーション
解約返戻率の例を見てみると、介護保障50%プラン・100%プランともに払込を満了した60歳直後からかなり魅力的な解約返戻率です。
全体的にみると50%プランの解約返戻率がわずかに高いですね。
とはいえ大きく差はありません。
7.こんな方に向いています!
介護保障がほしい方はもちろん老後資金の準備にもじゅうぶん活用できます!
要介護2以上になったら保険金のうち介護保険金として受取る金額を50%か100%で選べるのも良いですね。
50%の受取とした場合には死亡保障として50%を残すことができますから。
外貨建保険は円建よりも安く介護保障の準備もできますが「低解約返戻金型」なので払込期間中の解約は大損です。
無理のないかけ金で払いきりましょう!
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