【生命保険】一括払い?全期前納?保険料の払込方法ってどう違うの?
「一括払いって何?」
「年払にした方がお得なの?」
いざ保険に契約するとき、担当者から月払いではない払込方法を案内されたことありませんか?
保険料の支払い方法にはいくつかあります。
そして運用タイプの保険の場合、リスクがどう変わるのかも気になりますよね。
ここでは保険料の払込方法についてお話しますね。
・保険料の払込方法は?
保険料の払込方法には
●月払い
●半年払
●年払
●前納・一括払い
●一時払い
●頭金(一部一時払い)
があります。
・月払い
いちばんオーソドックスですね。
毎月保険料を払い込む方法です。
・半年払・年払
月々支払う保険料を半年に1回、または年に1回まとめて支払う方法です。
半年払や年払にした保険料は、半年に1回、または年に1回だけ、保険料に充てられます。
月払いするよりも保険料も割安になるのでお得ですよ。
ボーナス時に合わせて引落しを設定すると便利ですね。
もしボーナス時に引落が合わなくても、あらかじめ保険料分を確保しておくと良いですよ。
・前納・一括払い
数回分の保険料をまとめて支払う方法を一括払または前納いといいます。
そして一括払いまたは前納された保険料は保険会社が預かり、払込日が来るとそのつど保険料にあてられます。
一括払いも前納もここまでは同じなのですが、元の支払い方法によって微妙に違うので気をつけてくださいね。
●一括払い・・・月払いの保険料を数回分まとめて支払う
●前納・・・半年払または年払の保険料を数回分まとめて支払う
そして、半年払または年払の保険料を全期間分、契約時にまとめて支払う場合には全期前納と言います。
契約をとちゅうで解約したり、消滅したりすると、未経過分の保険料は戻ってきます(平成22年4月以降の契約についてのみ)。
運用タイプの保険を一括払いまたは前納する場合、同じ時期に一気にお金を投資するような感じがして、リスクが心配になるかもしれません。
でもそんなことはないので安心してくださいね。
運用タイプの保険に一括払いまたは前納した場合でも、保険会社が責任をもって払込日が来るたびに保険料を投資してくれますから時間を分散して運用できますよ。
・一時払い
契約時に全期間分の保険料をまとめて支払う方法です。
・頭金(一部一時金)
契約時に一部の保険期間分の保険料をまとめて支払う方法です。
そうすることで保険料が割安になり、以後の保険料負担が軽くなります。
ただし、更新型の保険の場合、更新するまでの保険料は安くなりますが、更新後には反映されないので気をつけてくださいね。
・払込方法の注意点
前納・一括払い・一時払い・頭金は、手元にまとまったお金があれば1度支払うだけでできるので、計画も立てやすいのですが、半年払や年払の場合、長い契約期間中に何度もまとまったお金を支払わなければいけませんよね。
たとえばボーナスに合わせて支払いを設定していたとして、もし会社からボーナスの支給がなくなってしまったら・・・
保険料の負担が家計に重くのしかかります。
半年払や年払をすると割安になるとはいえ、大きすぎる保障やムリな保険料負担には要注意ですよ。
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