【イデコ】専業主婦でもiDeCoがお得なわけ。税金を払わずに受取る方法!
iDeCoには 積立時・運用時・受取時 に税金を安くする3つのメリットがあります。
でも「専業主婦や所得がない人にとって、メリットあるの?」と思っている人も多いのでは?
安心してください!受取り方をちょっと変えるだけでしっかりメリットがあるんです!
ここでは受取るときの税金に焦点をあてて、もっと得する方法をお伝えしますね。
目次
1.iDeCoの税制効果3つへの不信!
【メリットその①】かけ金全額所得から控除
→そもそも所得がないので意味がない。
【メリットその②】運用益非課税
→利益は出るか出ないかわからない。
【メリットその③】受取るとき、一時金受取には退職所得控除、年金受取には公的年金控除
→ふつうに積立や運用する方が税金が少ない。
こんな風に思っていませんか?
所得がない人にとって①と②は確かにその通り。
でも③については、受けとり方法を変えるとしっかりご利益があります!
2.節税のポイント”控除の範囲内におさめる”!
iDeCoには受取時の税金を軽くする控除があります。
一時金受取では退職所得控除、年金受取のときは公的年金控除の範囲内に受取金額をおさめると税金がかかりません。
3.受取方法を組み合わせて節税!
受取る方法として ”一部一時金”そして ”一部年金” という風に組み合わせることができます。
たとえば退職所得控除額が300万円だとしたら、一部一時金として300万円で受取ります。
そして残りは年金で受け取ります。
60~65歳では年金額70万円まで、65歳以上では年金額120万円まで税金がかかりません。
65歳以降は公的年金と合わせて控除の範囲内におさまるようにします。
4.年金受取期間を長くする!
契約さきの金融機関によって年金の受取期間を5年・10年・15年・20年というように選べます。
長いほど1年で受取る年金額が小さくなるので、控除の範囲内におさまりやすくなります。
5.iDeCoと公的年金の受取期間をずらす!
公的年金は60~70歳の間で受給開始時期を選択することができます。(70歳以降からの受給は現在検討中のようです。)
iDeCoを先に年金で受け取って、70歳から公的年金を受給することも可能です。
また、iDeCoの受給額が350万円未満のとき、iDeCo以外に年金収入がなければ65歳の年金受給開始まで70万円ずつ5年間受け取っても無税ですね。
(公的年金を70歳から受給すると受給総額が70%ほどになってしまうという話もあるので気をつけましょう。)
6.まとめ
iDeCoの受取方法として一時金受取と年金受取を組み合わせると、控除の範囲内におさめやすくなり、税金を払わなくても老後資金を受けとることができそうです。
また、年金受給期間を長くすることによってもそれは可能です。
所得のない人にとってもiDeCoのメリットは充分にありそうですよ。
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