「相続対策は外貨建保険」って本当?小さい元手で老後資金を増やしつつ、家族にお金を残すベストな方法
1.小さな元手でいちばん遺族にお金を残せる保険はどれ?
金融商品のなかで唯一相続税が優遇されるのが保険ですから、
相続対策に使わない手はない!のですが・・・
保険会社に行くとすすめられるのはおおよそ「外貨建保険」だったりします。
本当に外貨建保険がいちばん良いのでしょうか?
じつは・・・
2.相続対策できる保険は3つあります!
一般的に「終身型」と言われる死亡保険であれば一生涯、相続対策できます。
そしておもにつぎの3つの種類があるんです。
①円建保険
②外貨建保険
③変額保険
どれも適しているとはいえ、特徴が違うのでそれぞれをかんたんに説明しますね。
①【終身型】円建保険
ごく普通の終身保険です。
保険金は増えもせず、減りもしませんから、設定した保険金額を確実に受取ることができます。
ただし物価変動(インフレリスク)には対応できないので数十年先、「葬式も上げられない」程度の保険金になってしまうこともあるかもしれません。
②【終身型】外貨建保険
円を外貨に換えて保険料を支払うことで、一生涯の保障を得られます。
外国債券などで運用するので円建てよりも金利が大きく、ある一定の時期を過ぎると払込んだ保険料よりも解約返戻金が大きくなります。
日本円と外貨を交換するときに発生する「為替差益」によって、より多くの保険金を遺族は受取ることができますが、そのタイミングの見定めが難しいところです。
③【終身型】変額保険
保障のある投資信託です。
保険料の一部を株式や債券で運用するので解約返戻金、保険金が増えたり減ったりします。
株式で運用するとリスクとリターンは大きくなりますが、長く契約を継続するほどそのアップダウンは安定的になっていきます。
外貨建よりも保険金・解約金の増加を期待できますよ。
3.保険のなかでベストな相続対策はこれ!
さて、お話してきた3つの保険のなかで「増やして相続する」という一連の流れが1度の契約で完結できてしまうのが「終身型の変額保険」です。
運用も相続対策もこれひとつでできてしまう “管理のかんたんさ” 。
魅力ですよね~~~。
そして保険のなかではいちばんお金を増やすことができます。
でもだからと言って終身型の変額保険でする相続対策がいちばんベストかと言うとそうでもありません。
4.いつでも相続対策!なのに日常的に使うお金ももっと増やす方法
いつ亡くなっても相続対策できていて、変額終身保険よりももっと!日常的に使えるお金を増やせたら…。
嬉しいと思いませんか?
だとしたらいちばんベストなのは
掛捨ての定期保険にある年齢まで入って、その間は投資信託でお金を増やし、晩年「円高」のときに一時払の外貨建保険に入る方法です。
40代、50代の方が最初から「外貨建終身保険」で相続対策するとしたらもったいない!
しっかり相続対策しつつ日常生活につかえるお金ももっと増やしたいなら!
「外貨建終身保険」でも「変額終身保険」でもありません。
保険と投資信託を組合わせることです。
すると数百万円…数千万円…と差がでます。
どうせだったら自分で使うお金も増やして、家族にお金を残せたほうが豊かですよね。
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