家計簿はつけるべき?!家計簿の目的と「お金に困らない習慣」を身につけるポイント
「お金ってなぁに?」
聞かれると戸惑ってしまうこの問について私はたびたび
「物と交換するための “道具” であり、使う人の価値観によってその質が変わってしまう “エネルギー” 」
という表現をさせていただいてます。
”数字” として把握することと “価値観” を育てること、この2つは両輪。
両輪がバランスよく働くことでお金に困らない生き方ができていく、そんなイメージなんです。
よろしかったらこちらも参考にしてみてくださいね↓
「お金って何だろう?」お金が欲しくなるそのわけは?見えてきた共通の願望とは?
先日、「”おこづかい” は価値観を育てるのにとっても効果的」ということをお伝えさせていただいたんですが、 “数字” としてとらえるときに効果的なものとして “家計簿” がありますよね。
“家計簿” は収入と支出を数字に表して細かくチェックすることができるので、ムダを省いたり節約することに活用できます。
ところで、家計簿って「つけるべき」なんでしょうか?
私の答えは「NO」です。
「つけるべき」でも「つけないべき」でもなくて、「つける必要がある人はつけた方が良い」と思うんです。
それもずっとではなくて、その人にとって正しいお金の習慣が身につくまで。
“家計簿” はあくまで “目的” を “達成” するためのひとつの “手段” なんですよね。
たとえば “お金に困らない生活を手に入れる” とか “○歳まで〇万円貯める” という “目的” 。
これを達成するための “手段” として、必要であればつけた方が良いですし、必要じゃなければつけなくても良い。
そう思います。
今現在お金に困っている人が見直さなければいけないのは “お金の習慣” で、”家計簿” をつけることが目的ではないはずですから。
そしてその “習慣” が身についている人にとって “家計簿” は必ずしも「つけなければいけないもの」ではなくなります。
ということで、私が “家計簿” をつけることをとくにおすすめしたいのはこんな人です。
●お金の行先がわからない人
●なんとなくお金を使ってしまう人
●家計が赤字の人
etc…
心当たりのある人は “家計簿” をつけることで “自分のお金の使い方” が見えてくるはずですよ。
ただし、そのためにはポイントがあるんです。
“家計簿” ってつけるだけで時間も労力も使っちゃいますから、つけ終わるとそれだけで満足してしまいがちです。
でも大事なのは “つけた後” 。
1カ月の収支を把握することも大事です。
でももっと大事なのはムダを知ることです。
たとえばなんとなくあったほうがいいような気がして買ってしまう食品ですが、食べきれずに腐ってしまったり、賞味期限が切れてしまったりすることはありませんか。
総額にして○万円をムダにしてしまっているかもしれません。
そういったムダな買い物をなくすために、 “家計簿” では “買ったもの” に対して○×△の自己評価をしてみると効果的なんですよ。
この “自己評価” は子どものおこづかいセミナーでも実際にやってもらうんですが、かなり面白いんです♪
●買って良かったもの=〇
●買って後悔したもの=×
●そのどちらでもないもの=△
そんな風に自己評価をしていくと、性格や消費のクセが表面化して「買って後悔したものの総額」や「お金の習慣」が見えてくるんです。
そうしてはじめて習慣を見直すことができ、改善策を知り、次の行動を変え、新しい習慣を身につけていくという風にステップアップしていくことができます。
レシートの数字を細かくノートに書き写す必要はありません。
ノートにペタペタ、、レシートを貼るだけで “自己評価” や “収支の計算” もできちゃいますから簡単なんですよ。
できるだけ負担にならないように手抜きしつつ、お金に困らない習慣を身につけていけるといいですよね(*^_^*)
幼いうちからお金の習慣が身につく “日割おこづかい” はこちらからご覧いただけます↓
小学校の低学年から “おこづかい制” を取り入れるメリットは? 計画性が身につく “日割おこづかい” って?
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