【外貨建保険(一時払・年金型)】第一フロンティア生命「プレミアカレンシー3」6つの特徴と注意点

※画像は第一フロンティア生命HPより抜粋して添付

第一フロンティア生命公式HP「プレミアカレンシー3」

現在の積立利率・為替レート

 

「プレミアカレンシー3」は外貨建の個人年金保険です。

 

でも!使い道は老齢年金だけじゃありませんよ。

 

お金って受取りたいタイミングや金額、目的などは人それぞれ違いますよね。

 

この保険は3年後、5年後のライフイベントやちょっとした出費にも備えられるんです。

 

例えば定期的にくる車検や、お楽しみの海外旅行、一大支出の大学資金などなど、数年先の資金準備にも使い勝手が良いんです!

 

そしてプランによって保障を抑えて満期金額を増やせるのも魅力です。

 

「年金は若い時からコツコツ」というイメージがありますが、告知が不要なので高齢になってからも気軽にスタートできますよ!

 

外貨建一時払保険はこんな方にオススメ!
契約時期が円高
割安に
死亡保障を準備したい
相続対策がしたい

短期間で効率的にお金を増やしたい

【外貨建保険】をもっと詳しく!!

 

1.「プレミアカレンシー」のしくみ

プランは3つあります。運用期間中の保障額・解約金額を抑えるほど満期金を増やすことができます。

 


※画像は第一フロンティア生命HPより抜粋して添付

 

基本プラン
運用によって死亡保障と解約金額を少しずつ増やして最終的に保険料よりも多く満期金を受取るプラン。

 

満期重視プラン(死亡給付率100%)
運用中の死亡保障・解約金を一時払保険料の100%に抑えて満期時の受取額を大きくするタイプ。

 

満期重視プラン(死亡給付率50%)
運用中の死亡保障・解約金を一時払保険料の50%に抑えて満期時の受取額をさらに大きくするタイプ。

 

2.「プレミアカレンシー3」の特徴

プラン共通の特徴
告知や医師の審査不要
3通貨×3プランから選べる
運用期間を設定できる
受取方の種類が豊富
年金を繰上げ・繰延べできる
運用期間を更新できる

 

各プランの特徴
【基本プラン】
目標金額を円で確定
満期重視・死亡給付100%】満期金を大きく
満期重視・死亡給付50%】満期金をさらに大きく

 

【特徴①】告知や医師の診査不要

 

決断したらすぐに入れます!健康状態に不安がある方や高齢の方も嬉しいですね。

 

この保険は相続対策にも活用できるのですが、相続対策を考える人の割合は60代以上が顕著に多くなります。

 

でも60歳を過ぎると健康面に自信がなくなってきませんか?

 

そんなあなたも「告知も審査も不要」ならば心配ご無用!

 

ただし入院中の方や余命宣告を受けてる方は入れませんのでご注意くださいね。

 

【特徴➁】3通貨×3プランから選べる

 

指定通貨は米ドル・豪ドル、円貨の3種類から選べます。

 

外貨金利で資産を増やしたい方は米・豪ドルで。為替に左右されない安心感が欲しい方は円建でも運用できます。

 

上記の通貨3種類に加えてプランが3つもあるので、自由に組合わせればバリエーションが広がりますね。

 

【特徴③】運用期間を設定できる

 

運用期間は、外貨建では3・5・6・10年、円建では5・10・15・20年から選んで設定できます。

 

契約時が高利率であれば、運用期間を長くするのも良いですね。積立利率の詳細は6.へ)

 

【特徴④】受取方の種類が豊富

 

満期を迎えた年金の受取りは、つぎの方法から選べます。

 

<受取方法>

一括で受取
年金として毎年または5年ごと受取
終身保険に移行
積立利率保証期間を更新して継続
年金支払開始日を繰延

 

満期時はその後の資産形成を見直すチャンス!

 

利率や為替の状況によって、よりお得になる受取方法を選択したいですね!

 

【特徴⑤】年金を繰上げ・繰延べできる

 

円安時期に一括で年金を受取れば、為替差益によって予定より多くのお金を受取れる可能性大!

 

また年金で受取ることで時間を分散…つまり為替リスクを分散でき、逆ドルコスト平均法的な効果を得られちゃいます。

 

<ポイント>
:
早めるには・・・基本プランのみ「契約後1年以上経過」してから。

先のばすには・・・「年金開始日前」に1回だけ、最長3年(外貨)1年(円貨)、日単位で先のばしできます。

 

ポイントは、受取時期の円安具合とその時に現金が必要かどうかです!

 

【特徴⑥】運用期間を更新できる

 

満了日には運用期間を何度でも更新OK!

 

指定通貨も変更できるので、より高利率で円高傾向の通貨を選びたいですね。

 

すぐにお金が必要なら一括受取、もう少し運用したいなら運用期間をもう一度設定しましょう。

 

ここからは3つのプランそれぞれの特徴をみていきますね!

 

【基本プランの特徴】目標金額を円で確定 

 

※画像は第一フロンティア生命HPより抜粋して添付

 

まず初めに「ここまで増えたらうれしいな♪」という円建の目標値を設定します。(※105% または110%から10%きざみ)


3か月経過以後、その目標値に到達すると自動的に円貨で確保され、円建の終身保険に移行されます。

 

為替チェックを自分でしなくても、安心してつづけられますね。しかも目標値は何度でも変更できます!


もし運用期間中に目標値に達しなかったら???

 

大丈夫!満期時には外貨ベースで予定の年金額を受取れますから。

 

一番得する受取方は上記の【特徴③】をご参照ください。

 

指定通貨が円貨の場合、この目標設定は出来ないので注意しましょう。

 

【満期重視プラン・死亡給付100%満期金を大きく

※画像は第一フロンティア生命HPより抜粋して添付

 

運用期間中の死亡給付金額と解約金額を一時払保険料と同じ額にすることで、満期金が基本プランよりも大きくなります!

 

つまり、一時払保険料を上回る大きな死亡保障はないけれど、その分、満期時にまとまった額の資金を得られるということです♪

 

【満期重視プラン・死亡給付50%満期金をさらに大きく

※画像は第一フロンティア生命HPより抜粋して添付

 

上記の満期重視プラン(死亡給付率割合100%)のもっとすごいバーション!

 

死亡保険金と解約返戻金を一時払保険料の50%まで抑えることで、更に満期金を大きくできちゃいますよ。

 

死亡保障は他で準備できていたり、健康に自信がある方、今すぐに使う予定のないゆとり資金がある方に良いですね!

 

3.「プレミアカレンシー3」の注意点

注意点
契約時の費用
契約時のタイミング
受取のタイミング
年金で受取ると手数料が発生
満期重視プランは元本割れすることも
満期時に金利が変わる

 

【注意点①】契約時の費用

 

払込んだ保険料が全て運用されるわけではありません。契約時には初期費用がかかります。

 

この保険はプラン・指定通貨、運用期間によって初期費用が変わるのですが、初期費用が高いからと言って、運用成果も劣るかというとそうでもないんですよね~。

 

できることならより増やせる保険を選びたい!

 

ご自身の設計書で運用シュミレーションを比較してはじめてお得な保険がわかります。

 

【注意点②】契約のタイミング

 

積立利率も大切ですが、一時払の外貨建保険では契約時の為替レートがとっても重要です!

 

契約はできるだけ円高のときに!

 

契約時とくらべて保険金や解約返戻金を受取るときの為替レートが円安だったら、為替差益によってさらに利益を増やせる可能性がありますよ。

 

【注意点③】受取のタイミング

一括で受取るときにとくに注意すべきポイントは2つ。


「為替」「市場価格調整」です。

 

「死亡保険金」「満期保険金」を受取る時、つぎの条件にあてはまっていれば資産を減らすことなく確保することができます。

 

契約時より円安であること

契約時より解約時の市場金利が低いこと(市場価格調整とは?

 

更新」や受取の「繰延べ」も活用しながら、タイミングをみて受取りましょう。

 

【注意点④】年金で受取ると手数料が発生

 

解約返戻金を年金で受取るときには手数料がかかります。

 

たとえばこの保険では年金額に対して0.4%(年金受取円貨の場合最大0.35%)が毎年かかるのですが、年金額が1万ドルだったら手数料は毎年40ドルです。

 

しかも年金受取の場合は円高であっても受取らなければいけません。

 

そんなのもったいない、と思う方は一時金での受取も検討してみると良いですね。

 

一時金受取は為替のタイミングを選べるほかに税制面でも “有利” なので、税金を抑えられる可能性が高まります。

 

【注意点⑤】満期重視プランで亡くなると損することも

 

死亡給付率50%プランの場合、運用期間中に亡くなると保険料に対して死亡保障が半減してしまいます。

 

運用期間やプランは家族構成や健康状態なども照らしあわせながらよく考えて決めましょうね。

 

また、各プランに共通することですが、早期解約をすると運用手数料などのほか解約控除によって解約金を減らす原因になる点も要注意です。

 

【注意点⑥】満期時に金利が変わる

「年金支払開始日」が来ると利率が再設定されます。

 

そのとき利率が下がってしまうこともあるので、更新するか受取るかは、金利・為替相場などから判断しましょう。

 

指定通貨の変更もできますよ。

 

4.「プレミアカレンシー3」の契約条件

 

 

主契約
死亡保険金

保障を含む特約
ナシ

 

5. 各種手数料と現在の積立利率は?

契約時初期費用
基本保険金額に対する費用で、
運用期間に応じて異なります。

 

保険関係費
払い込んだ保険料のうち、保険契約の締結・維持、死亡保障などにあてられる費用。

積立利率の更新時
運用期間を更新するとき、基本保険金額にかかる手数料はナシ!


 

終身保険へ移行時の費用
保険契約の維持、死亡保障などにあてられる費用を基本保険金額から控除。

 

為替手数料

外貨と円を交換するときにかかる手数料。

 

例:円と外貨を交換するとき1ドルあたり0.5円

「一時払保険料10万ドル」とすると手数料は5万円となります。
※1$=100円とすると10万ドル=1,000万円

 

為替手数料は保険期間を通して計算してもそれほど大きな金額ではありません。

クレジット払いをすることで保険料を入金するときの為替手数料をおさえることもできますよ。

クレジットカードのポイントは一般的に0.5%。

そうです!手数料がペイできます!

 

年金管理費
年金受取期間中に年金額に対して0.4%

 

その他
市場価格調整あり

 

6.現在の積立利率

積立利率は運用期間・指定通貨によって変わり、月に2回(1日と16日)設定されます。

 

最新の情報はこちらから確認くださいね↓

 

積立利率・為替レート

 

7.こんな方に向いています

プレミアカレンシー・プラス3は一定期間の保障と満期金、どちらもほしい各世代に適した保険です。

 

最短3年で満期金が受取れる一方で何度も更新ができるんですから使い道は広く自由!

 

保障を最大50%に抑えて満期金を増やせる保険もなかなかありません。

 

最後に、外貨建保険は少々複雑です。

 

投資需要にともなって外貨建保険に関わるトラブルも急増し、金融庁も警鐘を鳴らしています!

 

外貨建保険のメリット・デメリットをよく理解し、焦ることなく必ずご自身の設計書で比較・検討しましょうね!

 

 

 

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重野彩

埼玉県在住。血液型はO型。ダンスと猫と戯れることが趣味の2児のママ。保険や資産運用にずっと悩みや疑問を抱えていたところ佐藤の記事と出会い、たくさんのヒントと元気を得る。知らなかった事で損をしたり、悲しい思いをしたりする方を1人でも減らし、「なるほどー!」と思っていただける記事を書いていきたい。記事の監修:佐藤ひろ美