【資産運用】きほんの “き” 。リスク分散させて安全に資産運用する方法とポイント
”資産運用” をはじめる前に知っておきたい基礎知識!リスク分散の方法をお伝えします。リスク分散をしながら運用することでより安全に安定的に積立をすることができるので、ぜひしっかりチェックして運用に活かしてくださいね。
リスク分散の方法
リスク分散の方法は代表的なものが2つ。
ひとつは時間を分散させる方法(ドルコスト平均法)、もうひとつは資産を分散させる方法(「すべての卵をひとつのカゴに盛るな!」)です。
【時間を分散】ドルコスト平均法
長期にわたってコツコツ、毎月一定額ずつ買い続ける運用方法です。そうすることで価格変動リスクを分散させることができます。たとえば株式は値が下がっているときに買った方が運用益を期待できますよね。でもなかなか金融市場をよむのは大変です。なので、毎月一定額コツコツ買うことで価格の変動を平均化させます。すると安定的に運用することができますよ。
ドルコスト平均法のポイント
一定金額ずつ買い続ける!
私はかつて「一定数量ずつ買うのも同じでは?」と思っていたことがあるんですが、それは間違いでした。
たとえばリンゴを一定金額ずつ買うとします。単価が100円のときには10個買えますけど、単価が高い150円のときには6.7個と購入数量は少なくなりますよね。一方、購入数量を決めて必ず10個買うとすると単価が高くても10個買わなければなりません。すると結果的に平均単価が高くなってしまうことがわかります。
●一定金額ずつ購入・・・平均単価 85.7円
●一定数量ずつ購入・・・平均単価 100円
この平均単価で40個のリンゴを買うと
●一定金額ずつ購入した場合の平均単価85.7円のとき・・・3,428円
●一定数量ずつ購入した場合の平均単価100円のとき・・・4,000円(100円×40個)
となり、一定金額ずつ購入することで約600円も安くリンゴを買える結果になります。
となると、「単価が高い時にはなるべく買いたくない!」ですよね。となるとやっぱり一定金額ずつ買い続けることをオススメします!
【資産を分散】『すべての卵をひとつのカゴに盛るな!』
資産運用の世界では「すべての卵をひとつのカゴに盛るな!」という格言があります。持っている卵をひとつのカゴにぜんぶ入れて、もし転んでしまったら?すべての卵に被害が及んでしまいますよね。そうならないように、「カゴを分けて卵を運びましょう」つまり、「投資対象(カゴ)をわけて資産(卵)を運用しましょう」ということです。そうすれば、ひとつ転んでしまってもすべてに被害が及ぶことはありませんから、より安心して運用することができます。
まとめ
資産運用するときには
●ドルコスト平均法・・・長い時間をかけて一定金額ずつ金融商品を買う
●資産の分散・・・国内外の株、債券、不動産など資産を分散させる
このふたつの方法はリスク回避にとっても効果的ですし、安心して運用していくにはぜひ活用していただきたい方法です!投資信託や変額保険(保障つき投資信託)は一定金額での購入ができ、分散投資にも優れた商品なのでオススメですよ!
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