信用保証協会が守るのは中小企業じゃなかった!経営のピンチに自由に使えるお金を準備する方法!
こんにちは。
ファイナンシャルプランナー
佐藤ひろ美です。
会社を経営していると
借入をすることもありますよね。
でも、
中小企業が融資を受けるときには
なかなかお金を貸してもらえない
ということもあります。
そんなとき
信用保証協会に間に入ってもらって
金融機関から融資を受けられた
という中小企業さまも
多いんじゃないでしょうか。
もちろん借りたお金は返す約束で
融資を受けるわけですけど
もしお金が返せなくなったとしても
信用保証協会が返済を保障してくれる
そう思っていませんか?
残念ながら、
信用保証協会が守るのは
金融機関です。
中小企業ではありません。
もしお金を返済できなくなったとしたら
信用保証協会は
企業の代わりに
銀行にお金を立替え返済して
けっきょく企業に返済を求めます。
つまり、
中小企業からしてみると
返済する相手が変わるだけ
なんですね。
一方で
融資を受けた中小企業の代表(保証人)が
お金を返せなくなったら
連帯保証人である第3者に
返済が求められるようになります。
たとえば
いよいよ会社の経営がうまくいかなくなって
社長が行方不明になったとしますね。
そのとき妻が連帯保証人に
なっているとしたら
妻に多額の返済が求められてしまいます。
それでも返済が厳しいようであれば
家などの不動産までも
差し押さえられてしまって
競売にかけられてしまう
なんてこともあります。
悲惨ですよね・・・。
そんなリスクを避けるには
保険がとっても役に立ちます。
従業員全員を加入させて
退職金準備に活用するのであれば
1/2損金も可能ですけど
それだと積立金や保険金を
法人の都合よく使えなかったりしませんか?
法人が自由に使える
お金の準備をする!
中小企業にとって
大事なことではないでしょうか。
保険には貯蓄率が100%を
はるかに超える商品もあります。
貯蓄率の高い保険に法人契約して
満期保険金も
死亡保険金も
受取人を法人にすると
資産計上部分は増えますけど
法人が自由に使える
お金の準備ができますよ。
もし返済期限まで
お金を返すのが難しいときは
保険を解約して現金化したり
貸付をしたりして
返済することもできますし
万が一保証人が亡くなったときには
払込んだ保険料以上の保険金で
借入金の返済ができます。
節税対策としては
保険を活用した
従業員全員加入の退職金準備のほかに
工場を新しく建てたり
ソーラーパネルに投資したり
航空機リースをしたり
というのもありますね。
でももし経営状態が悪化したときには
あまり役に立ちません。
従業員の退職金にあてる保険は
一時的に貸付できたとしても
そのまま払わずにいると
トラブルになることもあります。
工場やソーラーパネルは
経年劣化しますし
投じたお金以上に現金化するのは
難しいようです。
そして航空機リースも
コロナ禍では飛行機の需要が極端に減って
逆に赤字を負ってしまいました。
もし、
融資を受けている
これから融資を受ける
そんな中小企業の社長さまは
節税対策だけでなく
保障として
保険を活用して
リスクを分散させると
いざというとき力になるはずです。
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